話題のオンラインショップ「SSENSE」が選ぶ、2016-‘17AWのアップカミングレーベルは?

アートとファッションをテーマに、アーティストやデザイナーをフィーチャーする記事も編集し、従来のオンラインショップの枠にとらわれない提案をする「SSENSE(エッセンス)」。オフィスがあるカナダのモントリオールで実店舗も展開するこのサイトは、2003年にスタート。エッジの利いたセレクトで注目を集め、今春ついに日本サイト(https://www.ssense.com)もオープンした。

優れた審美眼でモードマニアの心をつかむセレクトを提案し続ける、SSENSEのウィメンズ・バイイング・マネージャーのBrigitte Chartrand(ブリジット・チャートランド)に話をきいた。
「SSENSEの強みは、そのキュレーションと、ユニークな視点。アップカミングなデザイナーについて知りたい、というオープンで実験的な姿勢で他のショップとは違う買いつけをしてきました」
とウィメンズのバイイングマネージャーであるブリジットは語る。オフホワイトやフードバ イエアーがレディースをつくり始める前からレディス向けに買いつけをしたり、先日LVMHプライズのグランプリを受賞したウェールズ・ボナーをサイトでいち早く紹介したりも。

「買いつけをするときは、美しさだけでなく、生地、ブランディング、写真、彼らをとりまくコミュニティ、誰とコラボレーションしているかまでみています。もし過去のコレクションがあるならそれを見たいし、そこに一貫した美意識があるかどうかを判断します」と、ブランドの背景までじっくりリサーチ。そんなSSENSEが、この秋冬にピックアップする、イチオシのアップカミングレーベルは?

「メンズのブランドを女性のために提案するのが好きなので、たとえば今季なら、ラフ・シモンズ、ゴーシャ・ラブチンスキー、クレイグ・グリーンなど。また、今季初めて買いつけたのは、ウェンデルボーン、ブロックコレクション、マシュー・アダムス・ドラン、ノア」。ハイストリートなモードの一翼を担うバイイングセンスで、オンラインからトレンド潮流をつくりだしている。

「SSENSE」が選ぶ、アップカミングレーベルをチェック
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