日常的にも使いやすいトート形のかごバッグ。作り手の巧みな技術や素材へのこだわりが光る一品をお届け。自然の温かみを感じさせるかごバッグを毎日の暮らしに取り入れてみては。
宮城県の鳴子温泉で制作を続けるあけびつる細工師、和島常男のかご。下部三分の二は並編みで、途中から細かいこだし編みに切り替わり、ふたつの模様を楽しめる。
かご〈H30×W39×D15.5〉¥130,000/キコ
編み目で作られた大きなチェック柄が個性的な手提げかごバッグ。くるみ特有の樹皮の色の違いを生かしている。縦長というのも珍しい形。新潟県阿賀野市の作家、坪田浩の手によるもの。
かご〈H26×W21×D13〉¥34,722/黄色い鳥器店
福島県の五十嵐富一作のくるみバッグ。作家から"スポーティバッグ"と名付けられていたという。小ぶりだが、横に長く浅い形は椎名さん好み。
かご〈H17×W35×D10〉¥37,037/黄色い鳥器店
椎名さんのかご選びの基準となっているぶどうのかごバッグ。この横に長い形は、数少ない長いひごでないと作れない。持ち手の細さがモダン。買い求める際、使ううちに手の脂が吸収されて革のような色と質感になるので、よくさわってくださいと言われたという。椎名さんの私物。
かご〈H20.5×W39×D12〉
タイからやってきた竹かご。日本にも竹製のかごは多いが、これはどこか違う、と椎名さん。「ふっと気が抜けていて、いい感じの佇まい」。お弁当を入れて誰かに届けたくなる。
かご〈H26×W28×D14〉¥6,200/Zakka
ヒロロのかごバッグ。ヒロロとは北陸・東北などで使われている、ミヤマカンスゲを指す言葉。マチの狭い平たい形で、どこか懐かしさがある。奥会津三島町の清水夏穂作。
かご〈H23×W35×D4〉¥13,888/黄色い鳥器店