幅広いシーンで活躍する白いシャツは、定番アイテムだからこそ奥が深い。素材からディテールにまでこだわった、袖を通すだけで心躍る珠玉の6枚をピックアップ
Jil Sander(ジル サンダー)
日常に寄り添う、洗練されたシャツを1 週間分提案するコレクション"7 days shirts"。TUESDAYは、胸ポケットをあしらった、ストレートカットのベーシックデザイン。シャープなスタンドカラーで端正なムードに。
THE ROW(ザ・ロウ)
2020年–’21AWコレクションに登場したGianluca Shirtをアップデート。メンズシャツから着想を得たオーバーサイズで、後ろ下がりになったカーブヘムがニュアンスのあるシルエットを形成。襟とヨークにはステッチがなく、無駄がそぎ落とされている。
MARNI(マルニ)
ボトムスを選ばない、ルーズフィットのタキシードシャツ。ウイングカラーやダブルカフがフォーマルなムードを漂わせ、まとうだけで完成するノーブルな佇まいが魅力。ビジネスシーンでも頼れるため、クローゼットのスタメンになること間違いなし。
kolor(カラー)
オーバーサイズシルエットのシャツに、プリーツ状のブザムをドッキング。スタンドカラーにはジグザグなステッチを施し、ミリタリーを思わせる要素をひとさじ。ディテールにまでこだわりをちりばめることで奥行きを出し、一枚で着てもサマになるホワイトシャツを完成させた。
Loro Piana(ロロ・ピアーナ)
1998年に誕生したメンズシャツの名品「アンドレ」のウィメンズバージョン。クリーンを極めたデザインで、タイムレスに愛用できるのが魅力。うっとりするほどしなやかな麻混のコットン地からは、生地メーカーとしてスタートしたブランドの矜持がにじむ。
SATORU SASAKI(サトル ササキ)
2021年AWコレクションのコンセプトから導き出されたのが中世の聖職者がまとう法衣からインスパイアされたシャツドレス。ふんわりと大きなバルーンスリーブが特徴となっている。常に新鮮な"ウィアード"シェイプを提案するサトル ササキらしい一着だ。