おしゃれ賢者は何をどう着る? 今年のカジュアルアウター突撃SNAP

おしゃれなあの人が、今年選んだアウターとは? ショップのスタッフ、バイヤー、スタイリストなど5人のファッション賢者にリサーチ! アウターを使ったスタイリングテクニックを秋冬の着こなしの参考にしてみて。

保坂万里央さん(トゥモローランド渋谷本店 スタッフ)

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今年の相棒に、バッカのレザージャケットを挙げた保坂さん。「ラムレザーの柔らかな質感と、丸みを帯びたシルエットが魅力。ハードな印象になりすぎないんです。最近はバイカーライクな着こなしが気になっていて、今日はジャンプスーツを合わせてシックなムードでまとめました」。冬でもライトアウター派で、中に着込めるように大きめのサイズを購入するそう。「特に寒い日は、インナーを2枚重ねた上にカットソーやニットカーディガンを着込むことも。着膨れ防止と、ワードローブに多い色柄ものを引き締めるために、アウターは黒やネイビーを選ぶようにしています」

野口実紗さん(EDIT.FOR LULU バイヤー)

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秋冬に向けて、エディット フォー ルルのデッキパーカを新調したという野口さん。「普段柄ものなど派手な服を着ることが多いので、ミリタリー調のアウターで抜け感を。今日は、シモーネ ロシャの刺しゅう入りのトレンチコートに重ねてみました」。タフなムードの一着にフェミニンな要素を掛け合わせることで、いい意味で"違和感"が生まれ、小粋なムードに。「秋冬は重くなりがちなので、カラーはホワイトを選びました。クリーンな印象で、カジュアルになりすぎないあんばいが気に入っています」。足もとはパスクッチのローファーを合わせ、同じ白色で爽やかにまとめた。

中川 萌さん(DISCO ネイリスト)

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代々木上原のヴィンテージショップ「ECHORD」で購入した80年代のキルティングジャケットが、中川さんのスタメンだ。「シルク100%の生地に、とても精巧に刺しゅうが施されています。よく見るとトグルボタンがチャイナ風になっていたり、ディテールが凝っているんです」。刺しゅうであしらった模様は、柄パンツとも好相性。着こなしに表情を出しつつ、同系色でまとめることですっきりとした印象に。「秋はTシャツの上にさらりと、冬はコンパクトなニットを重ねて、タイトにスタイリングする予定です。最近は冬でも暖かい日が多いので、アクセサリー感覚でまとえる遊び心のあるアウターにチャレンジしたいです」

コギソマナさん(スタイリスト)

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洋服はときめき買いがほとんどだというコギソさん。「ハトラのキルティングアウターは、着用したときのシルエットにひと目惚れ! なで肩になるユーモラスな形が面白いんです。構築的なフォルムながら、ショート丈で軽量なので、動きやすい点もありがたい。インでもアウトでも着回しがきくので、寒くなったら、ウールのコートを重ねて、襟元を見せて着たいです。 雪の結晶のような独特の模様もお気に入りです。今日は、袖口からハトラのアームカバーを、ウエストまわりには柄もののインナーをのぞかせて、個性を加えました!」

上島ミオさん(フリーランスPR&セールス)

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YOKEのアウターは、素材感が特徴的。「キルティングライナーを、上質なカーフレザーで作っているのが新鮮です。意外性のある組み合わせに惹かれ、購入しました。袖を通しても通さなくても着られるデザインもポイントで、装いが一辺倒になりがちな秋冬でも、変化を楽しめます。今日は袖を通さずに、インナーの柄を見せたスタイリングに挑戦しました。YOKEのパンツからはアナ スイの網タイツをのぞかせ、差し色にしています」。重くなりがちなレザーのキルティングを、ボトムのグリーンとピンクの差し色で軽やかに仕上げた。

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