2017.12.17

Sayaka Davis/サヤカ デイヴィス デザイナー

たくさんの想いと一緒に母から受け継いだジュエリー

サヤカ・デイヴィスが母からパールのネックレスを贈られたのは、彼女がデザイナーを目指して最初の一歩を踏み出したとき。それはちょっと特別なネックレスだった。

「じつは母が就職して初めて自分のお金で買ったジュエリーで、なんと3年払いで手に入れたとか(笑)。2連だったものを3つに分けて、姉と私と祖母にプレゼントしてくれたんですが、私は高校を卒業してファッションの勉強をするために上京し、姉が20歳になるタイミングでした。大人になると正装しなければならない機会も増えるので、そういうときにちゃんと自分を演出してほしいという想いが込められていたようですね」。

そんな彼女がすすめるギフトも、初めてパールを用いてデザインしたジュエリー。「女性なら誰もが憧れを抱くパールは、相手を選ばないギフトになると思います。クラシックなものの新しい可能性を探ろうと考えたので、普段はコンサバティブな志向の方でも、つけたときに自分の中に新しい何かを発見できるかもしれません」

ピアス「AMBER」〈K10YG、アコヤパール〉¥53,000・リング「ANNIE」〈K10YG、アコヤパール〉¥45,000/ショールーム セッション(サヤカ デイヴィス)

PROFILE

サヤカ・デイヴィス
東京でニット・デザイナーとして経験を積み、2009年に渡米。ニューヨークを拠点にし、United Bambooのデザイン・チームを経てSAYAKA DAVISを設立。2013年からウィメンズ・ウェアとジュエリーのコレクションを発表している。

>商品のお問い合わせ先と電話番号はこちら

SPUR MAGAZINEプロフィール画像
SPUR MAGAZINE

着たい服はどこにある?
トレンドも買い物のチャンネルも無限にある今。ファッション好きの「着たい服はどこにある?」という疑問に、SPURが全力で答えます。うっとりする可愛さと力強さをあわせ持つスタイル「POWER ROMANCE」。大人の女性にこそ必要な「包容力のある服」。ファッションプロの口コミにより、知られざるヴィンテージ店やオンラインショップを網羅した「欲しい服は、ここにある」。大ボリュームでお届けする「“まんぷく”春靴ジャーナル」。さらにファッショナブルにお届けするのが「中島健人は甘くない」。一方、甘い誘惑を仕掛けるなら「口説けるチョコレート」は必読。はじまりから終わりまで、華やぐ気持ちで満たされるSPUR3月号です!