最近ワードローブがベーシックになりがちだと感じていた吉田さんの春のスタイリング計画は、大人ならではの遊び心あるアイテムの投入。色やデザインはポップでも、リネンやシルク、つややかなレザーなど上質な素材のものをセレクトしてアップデートした。
1. HILLIER BARTLEY(ヒリヤー バートリー)
アイコニックなバニーのクラッチは、黒うさぎにひと目惚れ。「大きいバッグだと気分が上がらないんですよね、小さめが好き。ドレスや落ち着いた装いのハズシに」。
クラッチ〈H19.5×W19.5×D5〉¥73,000/ビオトープ(ヒリヤー バートリー)
2. MIU MIU(ミュウミュウ)
シアーな素材と胸元のフリルがフェミニンな一枚。やわらかで奥行きのあるグリーン。「シルエットのスポーティな感じとフリルのバランスが素敵です」。
トップス¥187,000(予定価格)/ミュウミュウ クライアントサービス(ミュウミュウ)
3. AUDOUX-MINET
50年代の名品チェア。ロープと木材を使用したシックなスタイルは今なお新鮮。「ヴィンテージ家具は好きで、まめにチェックしています。フランスの’50s、’60sものは特におしゃれだと思う」。
チェア〈H59×SH35×W59×D60〉¥350,000/de choix(Audoux-Minet)
4. ANDREW DRIFTWOOD
クラフト的なアプローチのあるメンズブランドより、エフォートレスなコートをチョイス。ベージュは紅茶染めで表現。「一着にかけるこだわりがすごいんです。だからこそ飽きがこない」。
コート¥140,000/Andrew Driftwood
5. HERMÈS(エルメス)
今季はネクタイに挑戦したいという吉田さんが選んだのは、クラシックな雰囲気が宿る一本。「エルメスは色合いや素材感が絶妙で、大人にぴったり。スカーフのように巻きたいですね」。
ネクタイ¥27,000/エルメスジャポン(エルメス)
6. CÉLINE(セリーヌ)
上品な色合いのトラッドなシューズにひとひねり、大ぶりのタッセルをON。「セリーヌの魅力は身につけることで大人のモダンさが出せるところ。かつ履き心地も抜群です」。
ローファー〈ヒール5.5㎝〉¥130,000/セリーヌ ジャパン(セリーヌ)
7. MULBERRY(マルベリー)
昔の洋書に描かれていそうなボタニカル柄が印象的。「袖のフリルが今っぽさを感じます。マルベリーは今季すごく可愛い!カジュアルなスタイリングで着たいです」。
ブラウス¥64,000/マルベリージャパン(マルベリー)
8. VIVIEN RAMSAY(ヴィヴィアン ラムセイ)
シルク製のボディスーツは、まとえば女性らしさが加速するセンシュアルなアイテム。「ボディスーツは体のラインをきれいに見せてくれるんです。デニムに合わせたい」。
ボディスーツ¥41,000/エディット フォー ルル(ヴィヴィアン ラムセイ)
PROFILE/吉田佳世(よしだ かよ)
モード誌からアーティストまで幅広くスタイリングを手がける。今年の目標はパーソナルトレーナーに習って、ボディラインを整えることだそう。
着たい服はどこにある?
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