2018.06.12

ワーキングガールのためのトレンドトピック KEYWORD 1~3

80年代オフィス・レディが今のムードと出合ったら?
80年代からタイムスリップしてきたOL二人組。口癖は「超マブイ!」。新しいものが大好き

KEYWORD 1:やさしく強いすみれ色

センチメンタリズムを呼び覚ます“すみれ色”が流行カラーにイン!

 ティアード状に構成されたドレスに、クチュールメゾンのテクニックが宿る。フリンジが大胆に揺れ、すみれ色がロマンティシズムを誘い込む
 奔放なレイヤードが満載の今季らしいルック。ストライプシャツに透け感のあるキャミソールをオン。スカートもソフトなワントーンでまとめた
 ノルディック柄ニットには建築会社OMAによってデザインされたロゴとラインが走り意表を突く緑のオーガンジーをのぞかせてすみれの葉のように
 すみれ色の花々のシルエットを、ルーレックスを用いてジャカード織りで描写。シルバーのハイネックトップスが、宇宙服のようなニュアンスを添える
 ’80s風のジャケットルックはケミカルな配色がミウッチャならでは。強さのあるすみれ色の代表

KEYWORD 2:バッグは“マルチ持ち”が今の気分

KEYWORD 2:バッグは“マルチ持ち”が今の気分

ステディバッグひとつはもう古い!? 通勤時も休日も「複数を一緒に持つ」が正解

 ノットつきの「ゲート」バッグのポシェットとハンドバッグで、職場から週末旅へ一直線
 ツィードとレザーの新作トートバッグがお目見え。モードなサブバッグもここに極まれり
 ピンク×水色の甘いトーンをまとったキルティングポシェットと、ボール形の大ぶりバッグ
 用途の異なる形違いのケースを配したウエストポーチは、多忙な女性のニーズを満たす
10 とはいえ、働く女性は荷物が多い。大きめバッグを重ね持ちすれば、いざというとき安心
11 大ヒットバッグ「5AC」を贅沢にダブル使い。ガリアーノらしい過剰なアイデアに脱帽
12 ビッグシルエットのレザートートバッグに、アクセサリー感覚でマイクロサイズのバッグ「ドリーマー 21」を添える。ハードウェアとタッセルチャームが力強いアクセントをひとさじ

KEYWORD 3:セットアップはガーリーマインド

KEYWORD 3:セットアップはガーリーマインド

かつて紳士の装いであったジャケットとパンツのスタイルにロマンティシズムを添えて女性のためのモードに

13 透けるインナーとの対比が新しい。「MADE IN ITALY」のタイポグラフィは素材のオリジンにリスペクトを込めて
14 アメリカ・ナッシュビルのムードと都会の洗練が融合。イージーなシルエットでも足もとはセンシュアル
15 花のようなモチーフが全面に配されたジャケットが甘さをひとさじ。品と余裕あるNYの女性を表現
16 クラシックなセットアップを、レースのトップスとデコラティブな靴でガーリーに転化。内面の"女の子"を大切にする、大人の女性に向けた提案だ
17 永遠の青春を描いたコレクションからのジャケットは大きなフードつき。トラックパンツとスタイリングしたスクールライクな着こなしが新鮮
18 男性のものであるテーラリングを女性に“解き放つ”ことを謳った。結びつけられたリボンやビジューのイヤリング、枕のように抱えたバッグで乙女心を
19 ブランドのシンボルでもある誇張されたパールをピンストライプに飾り、足もとにもリボンのシューズを

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