インスピレーションの出発点「ライダース」

横浜銀蝿/'80s(I)ーバイク(N)
パンク精神の白(I)ーペイント(N)

ライダース¥89,000・中に着たベスト¥38,000/コム デ ギャルソン(ノワール ケイ ニノミヤ) タートルネック¥12,000/サンスペル 表参道(サンスペル) ヴィンテージパンツ¥9,000・ヴィンテージサスペンダー¥4,500/ベランダ ウォレットチェーン¥679,000/クロムハーツ トーキョー(クロムハーツ) ソックス¥800/ぽこ・あ・ぽこ(ミュージック レッグス) パンプス¥74,000/JIMMY CHOO

二宮さん自身も昔から好きで着用していたというライダースは、ノワール ケイ ニノミヤのアイコニックなアイテムのひとつだ。飯田さんは「コンパクトなサイズ感と、独特な合皮の質感が印象的な、デザイン性の高いライダース。80年代を象徴する"横浜銀蝿"のインスピレーションがぱっと思いつきました」。ボリュームのある米軍のパラシュートパンツとライダースとのバランスをつなぐものとして、フェイクファーを裾に配した合皮のベストをレイヤード。シューズはあえて、エレガントなウェディング用の白いパンプスをあわせた。連想ワード"横浜銀蝿/’80s"に対して"バイク"と答えたのは、インスピレーションの出発点"ライダース"に回帰していくイメージから。"パンク精神の白"からの発想は「無造作でラフに何かの上にばさっとペイントする感じ」を意識。「人それぞれ感じることは違うと思いますが、個人的にはどちらも強さを持った色だと思います」。白と黒の色について、こう表現する二宮さんの"黒"は、多様な解釈と無限の想像を引き出しながら、飯田さんの"白"とぶつかり溶け合って、さらに拡張していく。

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