2018.08.21

インスピレーションの出発点「小花柄ドレス」

淑女(I)ー高慢と偏見(N)
修道女の白(I)ー禁欲(N)

ドレス¥63,000/コム デ ギャルソン(ノワール ケイ ニノミヤ) ヴィンテージナイトキャップ¥1,600・ヴィンテージレースカラー¥8,800/ジャンヌバレ タイツ¥5,500/ぽこ・あ・ぽこ(ルック フロム ロンドン) 靴¥152,000(オーダー価格)/ジェイエムウエストン青山店(ジェイエムウエストン)

「ブランドのスタート時から、常にベーシックなアイテムも手がけています」と二宮さん。シンプルな小花柄のドレスに、ヴィンテージのナイトキャップと、レースカラー、花柄のタイツをスタイリングした飯田さん。「クラシックで清楚なドレスに、あえて花柄攻めのアイテムをプラスしました。禁欲的なイメージだからこそ、クレージーに」。足もとは、ウィングチップのシューズでマニッシュな要素をプラスしているものの、紐をはずしているのは「淑女や修道女といった、縛られているイメージをぶち壊していく意味もあります。屈折した自由や、規制があってこその自由を意識」して。飯田さんが想像したキーワード"淑女"に対して、二宮さんはジェーン・オースティンの小説から"高慢と偏見"を、"修道女の白"には"禁欲"と表現。二宮さん自身「強く美しい色だと思う」というノワール ケイ ニノミヤの"黒"に「無垢なりの怖さがある色」と飯田さんが表現する"白"が交錯する。

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