スタイリスト飯田珠緒さんがオススメ! 自分の直感を信じて新しいワクワクに出合う

スタイリスト飯田珠緒さんがオススメ!

自分の直感を信じて新しいワクワクに出合う

スタイリングのスパイスになるランジェリーやタイツを愛し、まだ見ぬ面白アイテムを教えてくれる飯田さん。「足を運ぶ理由があるお店に惹かれます」

ヴィンテージドレス専門のニューショップ

The Vintage Dress

代官山の「THE BRISK」が手がけるこだわりの新店がオープン。ミュージアムのような空間に1910〜80年代のヨーロピアンドレスが並び、商品には年代とブランド名が丁寧に添えられている。「ヴィンテージの中でも一番面白いのがドレス。日常の中でドレスを当たり前に着てほしいという想いからこの店を始めました」とオーナー。中でも注力しているのは「イヴ・サンローラン リヴ・ゴーシュ」や「ランバン」、イタリアの「サルトリア(仕立て)ドレス」。「3万円台からドレスが見つかる良心的な価格設定も素晴らしい」と推薦者の飯田さんも太鼓判!

1 お直し工房も併設されているので、肩幅や着丈はもちろん細かいサイズ調整にも対応してくれる
2 2階はレース、プリント、ブラックドレスとカテゴリーごとの商品構成に

3 内装を手がけたのはアンティーク家具店「FROB」。100年以上前のハンガリー製という正面の棚は薬局で使われていたものだとか

DATA

東京都渋谷区猿楽町22の4
03-6455-1208
www.the-vintagedress.com

Tシャツが持つ哲学を身にまとう

HELLO//TEXAS

古いアパートの一室にある噂のTシャツ店。「店主、三好さんのお話がとても面白い!変わり種Tシャツとそれにまつわるストーリーを語ってくれます」と飯田さん。三好さんが店を始めたのは10年前。「ここにあるTシャツはすべて非・ファッション目的で作られたもの。Tシャツが生まれた背景を解き明かし、誰も気づかなかった魅力を引き出すことが僕の表現」と話す。本当のかっこよさって?と疑問を投げかけてくれるコンセプトストアだ。

4 店主が飯田さんのために見立てたのはアメリカに移築されたロンドン・ブリッジのお土産Tシャツ¥15,800
5 昔ながらの和室にTシャツがずらり。浴室にも大量のロックTが積まれている
6 「ハローテキサス」を愛する有志たちが集って制作された写真集(DU BOOKS)

DATA

東京都渋谷区神宮前2の18の4 石黒荘103
03-6804-1147
www.hello-texas.jp

TOPIC 01

今チェックしたい男の子モノはこれ

weber

URL: www.instagram.com/weber71_

店舗もオンラインサイトも持たず、POP-UPのみで商品を販売する"ノマドな古着店"。店主の"好き"をとことん追求したラインナップは「可愛いものだらけ!」と飯田さん。今後の出店予定はインスタグラムを随時チェックして。

7 フレーバーに合わせた色展開が魅力的。背面には「CHOCOLATE CHIP」の文字が
8 店名の由来にもなったブルース・ウェーバー監督の映画『Broken Noses』(’87)のTシャツ※ともに価格非公開

CUP AND CONE

手刷りTシャツの制作がきっかけで、2013年、店主の地元・雑司が谷に店をオープン。オリジナルの「カップアンドコーン」は、シンプルなデザインに自転車とハードコア・パンクの要素を掛け合わせたディテールやグラフィックが冴える。

9 アイコンの羊がワンポイントに。羊の角が自転車のハンドルになった遊び心もほほえましい。ロングTシャツ¥5,500
10 ゆるめの腰回り、テーパードシルエットのチノパンは女性でも着こなしやすい。パンツ¥10,000
11 フリース×コットンリップストップの切り替えキャップ¥5,500

DATA

東京都豊島区雑司が谷3の3の14 1F
03-6914-0767
http://cupandcone.jp

TOPIC 02

ランジェリー&水着は海外ECで

Matteau

URL: https://int.matteau-store.com/

スイムウェア、リゾートウェアを展開するMatteauは、タイムレスに愛されるデザインが魅力。女性を美しく見せてくれるクラシックなシルエットと確かなクォリティで、大人のビーチスタイルを格上げしてくれる。

12 リゾートコレクションではベリー柄が登場
13 ミニマルなデザインのトライアングルトップ$135・ショーツ$135

THE GREAT EROS

URL: https://thegreateros.com/

オリジナルのランジェリーやルームウェア、香水、アクセサリーなどセレクト商品も取り扱うNYのライフスタイルブランド。先日、ブルックリンの旗艦店を訪れた飯田さんは、こちらのランジェリー(1516)を購入。

14 小麦肌に映える白のセットアップランジェリー
15 幾何学模様のレースブラ$88・ショーツ$48
16 メッシュ素材は肌ざわりも最高。ブラ$88・ショーツ$48

まだ知らない!に出合える場所

L'ÉCHOPPE

「2階のウィメンズフロアが面白い」と飯田さんがオススメする「レショップ」。バイイングを手がけるのは、なんとこれが初めてという谷山紀子さん。「見たことないブランドばかりと言ってもらえるのですが、実は全部が全部、初上陸ではないんです。40ブランド以上から、お客さまの目に新鮮に映るアイテムをピンポイントで買いつけています」。ラックには古着もチラホラ。自由な感覚でセレクトされた商品構成が、ファッションのあるべき楽しみ方を教えてくれる。

17 バイヤーの谷山さんが手にするのはフランスのパンツ専門ブランドBERNARD ZINSのテーパードパンツ¥35,000
18 堅苦しい仕切りがなく、宝探しができるような空間を目指したという居心地のよい店内
19 キルトコート(¥94,000)はLAブランド、CARLEENの別注
20 貴重なアンティーク生地が組み合わされたIntensityのシャツジャケット(¥63,000)は一点一点柄合わせが異なる特別な逸品

DATA

東京都港区南青山3の17の3 2F
03-5413-4714
http://lechoppe.jp/

世界にたった一つの旗艦店が東京に

BASERANGE TOKYO

着ていることすら忘れてしまう肌ざわりと無駄のないデザインでファッション業界にもファンが多いベースレンジ。閑静な住宅街に突如現れるショップは、友人の家に遊びにきたような居心地のよい空間だ。アンダーウェアからアパレルまでが揃う店内で、世界観を堪能したい。

21 毎シーズン人気が高いリブソックスはビビッドなカラーバリエーションが魅力
22 あえて残したという日本の蛍光灯や布張りの壁が、飾らないブランドイメージにぴったり
23 ペールトーンが可愛い新作ボディスーツ¥17,550
24 定番の「ミシシッピブラ」はトライアングルシェイプ。美しいミッドナイトブルーがベロア素材の魅力を引き立たせる。ブラ¥9,450・ショーツ¥4,725

DATA

東京都渋谷区神宮前5の41の11 1F
03-3406-3993
www.baserange.net/ja/

TOPIC 03

何かと気になるスペインブランド

the BODYSUIT of Barcelona

URL: www.thebodysuitofbarcelona.com/

大のボディスーツ好きという飯田さんが気になっているこのレーベル。その名のとおり、ボディスーツを中心に展開し、女性の体を美しく見せてくれるさまざまなデザインが揃う。ヘルシーなムードが漂うビジュアルイメージも人気の秘訣。

25 「THE TENNIS BODYSUIT」と名付けられたボディスーツ(€90)はポロシャツ襟がグッドガールな印象

ELIURPI

URL: www.eliurpi.com

飯田さんが「いつかスタイリングで使ってみたい!」と話すスペインの帽子ブランド。デザイナーとフォトグラファーの二人組が手がけるエレガントな帽子の数々はすべて手作業で仕立てている。ドリーミーで大胆な仕上がりにうっとり。

26 手作業で染められたフェイクフェザーが折り重なるハット€390
27 女性なら誰もが憧れるストローハット。ベルベットのリボン、目深に広がるツバが格調高い。ハット€250

FEATURE