春夏コレクションのランウェイで“沸いた”ムーブメントをSPUR目線で徹底解説。モードマニアのためのスタイルがここにある。
DENIM IS BACK／デニムがモードの表舞台に戻ってきた
1 コンセプトは「コントラストと視点」。対照的な美学の融合をレイヤードでも魅せた2 パンクとトラッドを融合したルック3 グッドガールな着こなしに、ロゴ入りのデニムキャップが遊び心を添える
4 カットオフしたハーフ丈のデニムとベルベットのジャケットをスタイリング
5 ランウェイに多数登場したのは、すべて同じフレアシルエットの「セルジュデニム」6 80年代のニューヨークを振り返り、パッチを配したデニムのセットアップを着た7 創造の翼は南米のリゾート地へ。リラックスシルエットのオーバーオール8 ジョン・レノンとオノ・ヨーコの「ベッド・イン」に着想したデニム姿の花嫁
9 10周年を祝うボリュームブラウスにデニムハーフパンツという対比がモダン10 赤ステッチがきいたジャンプスーツにボーダージャケットで’80sデニムルック11 クレア・ワイト・ケラーが90年代を過ごしたNYより着想。リメイク風スカート12 濃淡デニムのパッチワークジャケットとスカートのセットアップは’70sの風が吹く13 パッチワークデニムにたっぷりとあしらったミラー飾りが歩くたびにきらめく
DELICATE DRESS／サマードレスにロマンスを
14 ファッションへのプレイフルな喜びをコンセプトに。繊細なレースワークを、リアリティあるデザインに落とし込む15 海風をはらむ優美なロングドレスが、身体を自由に解き放つ。レザーのアクセサリーが女性のハードな一面も添える16 色の異なる大小のチェッカー柄をパッチワークしたシフォンドレス。レザーフレームが目を引くサングラスでモダンに17 色をベーシックに抑え、ミニマルに更新した今季。ロング＆リーンなドレープドレスにグラフィカルな切り替えを
18 シルヴィア・フェンディが選んだテーマは「太陽フレア」。ギンガムチェックの透けるドレスが最強にガーリー！19 新デザイナー、近藤悟史による初のランウェイ。ダンスパフォーマンスを交えたエネルギッシュなショーに会場が沸いた20 ドレープのきいたスリーブやスカート部分が風にたなびく。女神のようなドレスをバリエーション豊かに提案
ALL IN WHITE／ホワイトルックは甘く着ない
21 NYの地下鉄のホームでショーを開催。本格的なメンズテーラード仕立てのスタイルを提案22 ブラック主体のランウェイの中で、ピュアなホワイトドレスが映える。BGMには「神田川」も23 歴史を見つめ、記憶を振り返ったコレクション。クリーンなコートルックは看護師を想起させる
24 メッセージは「調和と団結」。マニッシュなジャケットドレスに、ロープベルトでアクセントを25 フードつきジャケットとプリーツスカート、白をスポーティに。ゴルフとテニスの原点に着目26 ウエストからフレアに広がるトップスとスポーティなパンツを。少しクセのあるスタイルに27 品よくアップデートされたマリンルックが今季のテーマ「横浜」へと誘う。足もとも涼やかに
