ものづくりの背景に注目!「アースロジック・モード」カタログ

STELLA McCARTNEY

ものづくりの背景に注目!「アースロジックの画像_1
ドレス¥240,000/ステラ マッカートニーカスタマーサービス(ステラ マッカートニー)

ブランド設立以来アニマルフリーを貫く

ステラ マッカートニーは2001年の設立以来、レザーやファーをいっさい使用していない。コンテンポラリーなプリーツドレスの主な素材は’16年より採用したサステイナブルなビスコース。サステイナビリティ認証済みのスウェーデンの森林から採取された素材を原材料としている。

MAISON MARGIELA

ものづくりの背景に注目!「アースロジックの画像_2
オーガニックコットンのシャツ¥75,000/メゾンマルジェラ トウキョウ(メゾン マルジェラ)

「リサイクル・アップサイクル」を提案

以前より力を入れてきた「リサイクル・アップサイクル」のコードを発展。リサイクル素材やオーガニックコットンを日常的なワードローブに取り入れている。今季、ヴィンテージピースを復元・修復して新たな価値にアップサイクルするカプセルコレクション「レチクラ」も発表。

BURBERRY

ものづくりの背景に注目!「アースロジックの画像_3
バックパック¥180,000(予定価格)/バーバリー・ジャパン(バーバリー)

環境にやさしい素材を積極的に使用

バーバリーは環境にやさしい素材を使用し、トレーサビリティも意識したスタイル「ReBURBERRY Edit」を展開するなど、サステイナビリティに積極的に取り組んでいる。ミリタリーを思わせるデザインのアイコニックなチェックのバックパックはリサイクルナイロン「エコニール®」製。

COURREGES

ものづくりの背景に注目!「アースロジックの画像_4
バイオプラスチックのジャケット¥126,800/エドストローム オフィス(クレージュ)

ブランドの象徴をバイオプラスチック

ビニールはブランドを代表する素材だったが、2019年春夏に「プラスチックの終わり」を宣言。デッドストックを活用したり、代替素材の開発に力を入れるように。マッシュルームや藻類から採れる成分によるバイオプラスチックやパイナップルの皮を使ったレザーなどを発表している。

TOM WOOD

ものづくりの背景に注目!「アースロジックの画像_5
デニムパンツ¥25,000/ステディ スタディ(トムウッド)

全工程サステイナブルなデニム

トムウッドは今季新しいデニムコレクション「Low Impact Denim」をローンチ。100%オーガニックコットンで、水の消費量を削減し、漂白剤、ホルムアルデヒドなどの有害な化学物質をいっさい使用していない。電力には太陽エネルギーを採用し、運搬にもグリーン貨物を起用するなど徹底している。

JIL SANDER+ BY LUCIE AND LUKE MEIER

ものづくりの背景に注目!「アースロジックの画像_6
3枚パックTシャツ¥40,000/ジルサンダージャパン(ジル サンダー+ バイルーシー アンド ルーク・メイヤー)

オーガニックな生活を体現したライン

メインコレクションを補うラインとして2019-’20年秋冬にスタートしたジル サンダー+。「都会から抜け出した暮らし」をコンセプトに、オーガニックなスタイルを打ち出している。袋つきの3枚セットのTシャツはオーガニックコットン100%。

EMPORIO ARMANI

ものづくりの背景に注目!「アースロジックの画像_7
ドレス¥153,000/ジョルジオアルマーニ ジャパン(エンポリオ アルマーニ)

メッセージロゴ入りの新コレクション

今季ショーの冒頭でお披露目された「R-EA」は、リサイクル素材や生分解可能な素材、オーガニック素材を使用。ラベルにQRコードが記されており、アイテムの詳細な情報を得ることができる。リサイクル素材製のドレスの裾には「I’M SAYING YES TO RECYCLING」というメッセージが。

PATOU

ものづくりの背景に注目!「アースロジックの画像_8
ベルトつきトップス¥79,000/イザ(パトゥ)

QRコードで製造過程がわかる

2018年ギョーム・アンリを迎えて生まれ変わったパトゥは、クチュールライクなデザインやレース使いでメゾンらしさを踏襲しつつ、新システムも導入。ブランドタグにアイテムの原料などを知ることができるQRコードがついている。このトップスはマダガスカルの提携工場で生産された100%オーガニックコットン製。

RICK OWENS

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リサイクルカシミヤの2way ニット¥111,000(参考価格)/イーストランド(リック・オウエンス)

再生素材のデザインコンシャスな服

2019-’20年秋冬よりフランス発のオーガニックなスポーツシューズブランド、ベジャとコラボし、いかなる動物性素材も使用しないシューズを展開するなど、サステイナビリティに積極的な姿勢を見せているリック・オウエンス。今季はリサイクル素材を採用している。

HERNO

ものづくりの背景に注目!「アースロジックの画像_10
コート¥115,000/ヘルノ・ジャパン(ヘルノ)

5年で生分解するダウンコート

2020年春夏にスタートしたヘルノの新ライン「グローブ」から、今季「Fast5Degradable」という素材を使用したダウンコートが登場。ナイロンは生分解に約50年かかるといわれているが、こちらはわずか5年で可能。丸ごと土に返すことができる。本社にソーラーパネルを導入するなど、エネルギー改革も遂行。

NANUSHKA

ものづくりの背景に注目!「アースロジックの画像_11
ビーガンレザーのジャケット¥52,163/ヒラオインク(ナヌーシュカ)

職人技が光るビーガンレザージャケット

「モダン ボヘミアン」をコンセプトに2006年ハンガリー・ブダペストで設立されたナヌーシュカ。職人たちを雇用するためにもクラフツマンシップを重視し、アトリエからすぐ近くにある工場で生産。動物の皮や動物成分を使用しないクルエルティフリーを信条としている。

SERGIO ROSSI

ものづくりの背景に注目!「アースロジックの画像_12
パンプス¥121,000/セルジオ ロッシカスタマーサービス(セルジオ ロッシ)

100%クリーンなエネルギーで生産

2000年代のアーカイブを参照した「sr Twenty」コレクションはイタリア北東部・サンマウロパスコリにある自社工場で100%クリーンなエネルギーによって生産されている。クリスタルのバックルで彩られたシルクサテンのパンプスはエコな思想を表現するライムグリーンで展開。

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