TOP.3 あの人が今、欲しいデニム

あまたあるデニムアイテムの中から、ファッションプロたちはどんな視点で選んでいるのか?ワードローブ選びのヒントになりそうなウィッシュリストをピックアップ

TOP.3 あの人が今、欲しいデニムの画像_1
ジャケット¥23,900/デシグアル ストア ハラジュク(デシグアル)

Desigualのフラワーエンブロイダリージャケット/編集M

コンパクトながら柔らかく、ざっくりと着られるデニムシャツ。フロントとバックサイドの全面にプレイフルなフラワーエンブロイダリーが咲き乱れる。「ヴィンテージショップで発掘するようなキャッチーなアイテムが、このプライスで手に入り満足感の高い買い物でした。夏はシンプルなトップスが増えるので、肩から巻いてみたり、着こなしのアクセントになりそうです」。

TOP.3 あの人が今、欲しいデニムの画像_2
靴¥132,000/セルジオ ロッシ カスタマーサービス(セルジオ ロッシ)

Sergio Rossiのデニムスリッポン/編集C

「ラフなムード漂うデニムのパッチワークと端正なスクエア型、この絶妙なミックス感が着こなしの鮮度を上げてくれそう。濃い色の生地と淡い色の生地の両方が採用されているので、どんな色のボトムにも合わせやすそうなところも惹かれました」。伊勢丹新宿店で開催される『デニム de ミライ〜DENIM PROJECT〜』でローンチ。

TOP.3 あの人が今、欲しいデニムの画像_3
ホワイトワイドデニムパンツ¥105,600/コロネット(アン ドゥムルメステール)

Ann Demeulemeesterのホワイトワイドデニム/佐藤里沙さん(スタイリスト)

「今季アン ドゥムルメステールのランウェイでは、ブランドのアイデンティティをデニムで表現していて、とても印象的でした。ゆったりしたシルエットなので、腰まで落としてはいて、ランウェイルックのように上下ホワイトで統一したスタイリングに挑戦したいですね。長すぎるくらいの黒のドローストリングも、モードなアクセントになっていて素敵!」。

TOP.3 あの人が今、欲しいデニムの画像_4
デニムパンツ¥42,680/KAPITAL恵比寿店(KAPITAL)

KAPITALのパッチワークデニム/小倉倫乃さん(エディター)

「サイケデリックでどこか反骨精神を感じさせるキャピタルのデニムの佇まいがずっと好きです。今年はどのブランドからも打ち出しの強いデザインが発表されているので、キャピタルのパッチワークデニムがはきたい気分。端正なシャツと合わせ、意外なコンビネーションを楽しみたいです」。ゆったりとしたジョッパーズのようなシルエット。グラフィカルなパッチワークが目を引く。

TOP.3 あの人が今、欲しいデニムの画像_5
プリントデニムパンツ¥29,150/シティショップ(パロマウール)

PALOMA WOOLのアートワークデニム/編集S

「パロマウールはデザイナー自身が写真家ということもあり、アーティスティックなムードのグラフィックや色使いが好きなブランドです。今までシンプルなデニムしか持っていなかったので、次に欲しいのは主役級、デザインフルな一本。レーザープリントでアートワークを施したデザインは、白いブラウスと合わせてちょっとロマンティックに着こなしたいです」。

TOP.3 あの人が今、欲しいデニムの画像_6
デニムパンツ¥39,600/THE WALL SHOWROOM(フェティコ)

FETICOのPVCコーティングデニム/佐々木桃子さん(スタイリスト)

「レザーパンツが流行中ですが、それに替わって火がつきそうなのがこのデニム。ホワイトデニムの上から黒のPVCコーティングを施していて、こう来たか!と思わずうなってしまいました。見た目ほどはハードではなく、はいているうちになじんでくるところも秀逸」。エッジのきいた光沢感がスタイリングをモダンにアップデートしてくれる。1枚あるとモードになれるはず。

TOP.3 あの人が今、欲しいデニムの画像_7
デニムジャケット¥69,300(参考価格)/ショールーム リンクス(クリスチャン ワイナンツ)

christian wijnantsのビッグホワイトジャケット/編集H

「ブランド自体が好きなので、動向はよくチェックしています。ビッグシルエットのジャケットは思いきって全身ホワイトのスタイリングにすると今年らしく着られそう。白のジャージ素材のショートパンツなど、『デニムとは異なる素材合わせにしようかな? インナーにスキンタイトトップスを差し込んでみる?』……と妄想が広がるアイテム」。

TOP.3 あの人が今、欲しいデニムの画像_8
デニムパンツ¥46,200/Delta(レジェ)

LEJEのスタッシュデニム/コギソマナさん(スタイリスト)

変わり種デニムには目がないというコギソさん。「ひと目見た瞬間から、実物を見てみたい!とすぐさま試着に。刀で一刀両断されたかのようなカッティングですが、意外とはきやすくて、第一印象とは打って変わってやさしい印象。お尻のちょっと下の肌がチラ見えしたりするバランスも好みです。バイアスのピタッとしたトップスを合わせて"全身目くらまし"コーディネートにトライしたい」。

FEATURE