HERMÈS（エルメス）の「シェーヌ・ダンクル・アンシェネ」ネックレス、「コリエ・ド・シアン」ブレスレット
飯島朋子さん（スタイリスト）
「白いシャツにサラッとつけていた知人の佇まいに憧れ、購入した『シェーヌ・ダンクル』のネックレス。それ以来、お守りのようにほぼ毎日つけています。ホンモノの定義は人それぞれですが、私が感じるのはデザインのストイックさ。エルメスらしいモダンで知的なアイデンティティからいつも刺激を受けています」
ペンダントトップで、大中小の「シェーヌ・ダンクル」のモチーフがリズミカルに並ぶ。ネックレス〈SV〉￥471,900／エルメスジャポン（エルメス）
浜田英枝さん（スタイリスト）
「彫刻的なフォルムのスタッズはカジュアルに見えず、極めてエレガント。何よりも強い意志が宿る点に惹かれています。このブレスレットを通して、初対面の相手にも人物像が伝わる。私自身が持つ信念の象徴のような存在です。ゴールドメタルとホワイトメタルを持っていて、気分やスタイリングで日々使い分けています」
ヴォー・スウィフトレザーに、グラフィカルなプリントを配して。ブレスレット￥187,000／エルメスジャポン（エルメス）
CARTIER（カルティエ）の「クラッシュ ドゥ カルティエ」リング
エディター SAKURABA
「エレガントなフォルムとアバンギャルドなアイデアの融合が素晴らしい。不朽の美しさの中に＂攻める＂精神があり、これこそモードだと感じます。どんな装いでもこのリングがあればモダンに締まる、と思い切って購入。その安心感から、自分らしさを模索し、さまざまなスタイルに挑戦することができます」
スタッズやクル カレなどメゾンに受け継がれるコードを用いた幾何学的なデザイン。リング〈PG〉￥347,600／カルティエ カスタマー サービスセンター（カルティエ）
LOEWE（ロエベ）のパデットシャツ
吉田佳世さん （スタイリスト）
「展示会で見てひと目惚れしました。私は、一見クラシックでありながら半歩先に進んだデザインが、一番モダンだと思っています。その点このシャツは、中綿が入ることでシルエットに少しの変化が生まれ、なんとも面白い！ 立体感を最大限楽しむためにも、裾はボトムスインをせずにさらりと着こなしたいです」
斜めに並ぶボタンがさらにツイストをきかせる。背面には深めのスリットが入っている。シャツ￥152,900／ロエベ ジャパン クライアントサービス（ロエベ）
PRADA（プラダ）のトレーンつきジャケット
飯田珠緒さん（スタイリスト）
「無駄を削ぎ落としたテーラードジャケットが美しいのはもちろん、長いリボン状のトレーンが実に優雅。メンズウェアのような端正な佇まいとエレガンスや色気が同居するバランスがとても好きです。シンプルな服も素敵だけれど、それだけではそのうち物足りなくなる。ミニマルでいて気の利いたデザインに惹かれます」
袖には着るときに生まれるシワをあえてあしらった。ドラマティックなトレーンとの対比が印象的。ジャケット￥572,000（予定価格 ）／プラダ クライアントサービス（プラダ）
BOTTEGA VENETA（ボッテガ・ヴェネタ）のストレートデニム
早川すみれさん（スタイリスト）
「すべての工程をイタリアで仕上げたデニムは、生地の質感がとても心地いいんです。体にナチュラルに沿う、ウエストから太ももにかけての丸みのあるシェイプによって、上品な印象をまとえるのも魅力的。サンダルやパンプス、質のよいシャツを合わせて、とことん大人のデニムスタイルを追求したいです」
ミディアムウォッシュされた、ニュアンスのある表情がシック。パンツ￥105,600／ボッテガ・ヴェネタ ジャパン（ボッテガ・ヴェネタ）
DRIES VAN NOTEN（ドリス ヴァン ノッテン）のプリントパンツ
菅野麻子さん（エディター）
「柄のボトムスは着こなしの幅が一気に広がる点が魅力。中でもドリス ヴァン ノッテンのパンツは、東京やヨーロッパ、さらにはインドの風景にも溶け込みます。それでいて常に〝高貴”な佇まいなのです。最近、煎茶道のお稽古にもマッチすることに気づきました。万能ぶりと包容力の高さにますます虜になりました」
小倉倫乃さん（エディター）
「普段は選ばない派手なプリントも、ドリス ヴァン ノッテンであればしっくりきてしまうのが不思議。今季手に入れるなら、シーズンテーマの要であるボタニカルプリントを選びたい。タックの入ったワイドストレートと、長く愛用できる洗練されたシルエットのため、トレンドや時代に関係なく、ずっとはき続けられるはず」
ワイドシルエットに配したのは、ペールトーンの華やかな花のプリント。落ち感のある質感で、誰もがエフォートレスにはきこなせる。
パンツ￥100,100／ドリス ヴァン ノッテン
MIKIMOTO × COMME des GARÇONS（ミキモト コム デ ギャルソン）のパールネックレス
エディター NAMIKI
「奥行きある輝きのアコヤ真珠に、チェーンのしなやかな肌ざわり。パンクなクリエーションが真珠のオリジネーターと出合い、品格あるジュエリーに結実しています。パールネックレスを＂スタイル＂として提案し、男性にも広めた点で革新的なピース。とはいえ、毎日ガシガシつけるのが正しい使い方だと思います」
上質なパールにソリッドなチェーンが反骨心を添える。ネックレス〈SV、アコヤ真珠〉￥792,000／ミキモト カスタマーズ・サービスセンター（ミキモト コム デ ギャルソン）
LORO PIANA（ロロ・ピアーナ）のニットポロシャツ
丸山佑香さん（スタイリスト）
「撮影でリースした際にひと目惚れしてしまいました！ 上質なシルク100%の着心地のよさは、視覚からも手ざわりからも感じられます。素材の素晴らしさを最大限活かしたミニマルなニットポロ、というデザインだからこそ長く愛せると思います。ロロ・ピアーナは、私の中で一生愛せる名品に仲間入りしました！」
ドロップショルダーとルーズなシルエットでこなれた印象に。ボタンにはマザーオブパールを採用。ニットポロシャツ￥251,900／ロロ・ピアーナ ジャパン（ロロ・ピアーナ）
SAINT LAURENT（サンローラン）のシングルブレストジャケット
エディター HORIE
「『スモーキング』のルックを知ったときからサンローランのジャケットが一生の憧れ。年齢問わず、身にまとう人の背筋をしゃんとさせ、品格を宿らせてくれるから。4つのフラップポケットを見たとき、ブランドを象徴するルックのひとつ『サファリ』を想起し、優れたデザインはあらゆる形で継承されていくんだなと思いました」
エディター AOYAMA
「羽織ったときに感じる、気高く知的なオーラは唯一無二。特に、マスキュリンな印象をもたらすシャープなショルダーラインは、フィット感も素晴らしく、ブランドならではのテーラリング技術が感じられます。ピークドラペルと金ボタンがあしらわれた華やかなフロントデザインは、カジュアルダウンして違った魅力で楽しむにもいい」
ゴールドカラーのボタンが華やかなアクセントを添えるシングルブレストタイプ。
ジャケット￥473,000／サンローラン クライアントサービス（サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ）
