CHANEL(シャネル)のフラップバッグ
中馬あかねさん(エディター)
「フラップバッグは、私にとって史上最強のアイコン。初めて手に入れたのは30年ほど前ですが、今でも愛用できる色褪せない魅力にずっと夢中です。リゾートからタウンまで、どんな着こなしも格上げしてくれる頼もしさと言ったら! 一貫して女性を解放し、自由にするクリエーションにこだわったガブリエル・シャネル。同じ働く女性として、彼女の革新的なスピリットを現代においても日常的に体現することができてとても光栄です」
大小さまざまなスパンコールによる、グリーンからピンクへのグラデーションに心浮き立つ。バッグ〈H15×W20×D7〉¥877,800/シャネル
MAISON MARGIELA(メゾン マルジェラ)の「タビ」ミュール
エディター MICHISHITA
「シックなデザインと実用性を兼ね備えているものこそホンモノだと思っています。その点『タビ』シューズは、他に類を見ないアイコンであり、本当に歩きやすい! 美しいツヤを持つ上質なレザーにも惚れぼれします。ワンピースやデニムに合わせて、サラッと履いてもサマになるところが素晴らしいです」
小粋な差し色としても活躍するペールブルーが美しい。ミュール〈ヒール4㎝〉¥113,300/マルジェラ ジャパン クライアントサービス(メゾン マルジェラ)
GUCCI(グッチ)の「グッチ ホースビット 1955」バッグ
エディター MATSUI
「1950年代から愛され続けるアイコン『ホースビット』を現代的にアップデート。さらにGGスプリーム キャンバスとの融合で、ブランドを象徴するバッグになっています。伝統を活かしつつも今の時代にフィットするデザインが素敵で、デニムなどカジュアルな装いの日もクラスアップしてくれます」
中は二つのコンパートメントに分かれており使い勝手抜群。取りはずし可能なチェーンストラップつき。バッグ〈H16×W22×D10.5〉¥382,800/グッチ ジャパン(グッチ)
JIL SANDER(ジル サンダー バイ ルーシー アンド ルーク・メイヤー)のスライダーサンダル
佐々木桃子さん (スタイリスト)
「ジル サンダーの靴は、モードな雰囲気とリラックス感の両立がいつだって見事。今季のサンダルは、強い印象になりやすいシルバーのアッパーがレザーソールによって品格を帯び、余裕のある大人の一足だと感じさせます。ランウェイルックのように、メタリックと淡いカラーシェードの洋服を合わせて楽しみたいです!」
広めのアッパーがしっかり甲を支えてくれる。サンダル〈ソール実寸1.5㎝〉¥97,900/ジルサンダージャパン(ジル サンダー バイ ルーシー アンド ルーク・メイヤー)
PACO RABANNE(パコ ラバンヌ)の「1969」バッグ
上野真依さん(ライター)
「50年以上前に誕生した革新的なエレガンスを象徴する名作。素材やデザインのバリエーションを増やしながら、常にモダンであり続けるところに感銘を受けます。時代を超えられるアイテムこそ、まさにホンモノ! ただバッグを携えるだけで終わらず、前衛的であろうとする意思とともに歩いている気持ちになります」
アートピースのような佇まいは、スタイリングの主役として存在感を発揮。バッグ〈H15×W21×D3〉¥83,500/エドストローム オフィス(パコ ラバンヌ)
THE ROW(ザ・ロウ)の「90’s Bag」
佐藤里沙さん(スタイリスト)
「小さなボディの中に、大きな魅力と可能性を感じるバッグ。無駄な装飾を徹底して省きつつ、ストラップを極細にするなど細部までこだわりを感じます。ミニマルなデザインだからこそ見えてくる強さがあり、携えると洗練された印象に格上げされるんです。どんなスタイルにもマッチするのでデイリーに愛用しています」
ひと目で上質とわかるしなやかなレザーが、上品さをいっそう底上げする。バッグ〈H11×W19.5×D7〉¥148,500/ザ・ロウ・ジャパン(ザ・ロウ)
CELINE(セリーヌ バイ エディ・スリマン)のバルキーシューズ
エディター HA
「エディ・スリマンのエレガントでありながらエッジのきいたデザインに、いつも心惹かれています。ボリュームのあるルックスながら、小さなトリオンフときゃしゃなストラップでシックに仕上がっているところがお気に入り。軽やかな服が増える季節にこそ、こんな重い靴を合わせて洒落た雰囲気にまとめたいです」
マテリアルは、光沢感に品格が宿るブルレザー 。靴〈ソール4.5㎝〉¥143,000(予定価格)/セリーヌ ジャパン(セリーヌ バイ エディ・スリマン)