じわじわきてる！ 世田谷、上町の古着店

#FashionINSPO

東急世田谷線上町駅周辺に、通好みのおしゃれな古着店が2軒もオープン。今後魅力的なお店がさらに集まってくる予感大なエリアは要マーク。

タリアストア

のんびりした街の空気感に惹かれ2017年3月に出店を決意したという、オーナー鎗田（やりた）美砂子さん、航さん夫婦。買い物欲を刺激する良心的な値付けも魅力のひとつで、そのラインナップはアメリカ古着を中心に、少数民族の衣装、美術品まで幅広い。
「3、4カ月に一度買いつけに行っていて、最近はロス方面へ。今回は70年代のムードを感じるものを多数チョイスしました。そのほか古い映画衣装や、トレンドのPVCのアイテムなどが2週間に一度のペースで入荷予定です。ユニセックスで楽しめるメンズのラックも用意しています」（美砂子さん）

1　ペイズリー柄のトップスに70年代のスエードベストをオン。トップス￥5,900・ベスト￥9,800

2　スタジャンのようなデザインがユニークな50年代のもの。襟はジップを上げるとフードに。ケープ￥27,000／タリアストア

DATA
東京都世田谷区世田谷1の21の9 1F
03-6874-1448
営業時間：13時〜21時、12時〜20時（土・日・祝日）
定休日：木曜

レザーアンドレース

「店が少なく、繁華街から遠いのがかえっていい」と語る店主、野口匠さんが営むこちらは、2017年1月に渋谷から移転してきた。＂日本で目にしたことがないもの＂を選定基準に掘り当てたメンズとレディスの構成で、中にはレアなブランドの新品も並ぶ。
「知的でユーモアがある、独特な色使いの服を集めたくて。今はイギリスとイタリアの古着にスポットを当てています。ほかシリン ギルドというイギリスのレディスだけは、新品を地方のアトリエで買いつけています。時代的には80〜90年代が主で、一瞬だけ脚光を浴びて惜しくも消えてしまったブランドの服などもあります」（野口さん）

1　「男らしい服が好き」という女性デザイナーが手がけるレディス。コート￥79,800（シリン ギルド）

2　米国のカレッジものへの憧れから生まれたイタリア製の一枚。スウェット￥12,800／レザーアンドレース

DATA
東京都世田谷区世田谷2の14の3 TK BLD.2F
050-1499-3704
営業時間：15時〜22時、12時〜（土・日・祝日）
定休日：火・水・木曜

SOURCE：SPUR 2018年2月号「2018年の#INSPOを探せ」
photography:Yuka Uesawa　text:Ayana Takeuchi

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