【2024年人気記事・トートバッグ編】ザ・ロウ、サカイ、コーチほか、デイリーに活躍するバッグBEST７

マットなグレインカーフ素材と丸みのあるフォルムに見惚れてしまう、ザ・ロウの「インディア（INDIA）」バッグ。やわらかなベージュカラーがエレガンスを引き立たせています。作りは丈夫ながら、持ち心地はじつに軽やか。ジップ開閉でマチもあり、気品のみならず実用面もばっちりです。小ぶりの10.00サイズは、ストラップを取り付ければクロスボディとしても活躍。パドロックにロゴをさりげなく刻む匿名性に、メゾンのエスプリを感じます。カジュアルからオフィスまで、あらゆるシーンに寄り添う秀作です。

サカイとポーター、おなじみの名コラボレーションから新作が登場。大容量ポケットの充実ぶりがすごい、その名も「ポーター ポケット トート」です。これをSPUR.JPエディターならどう使うか。スマートフォンやモバイルバッテリーなどのガジェット類は、まとめて表側のポケットに。取材先でもらった資料は背面のジップポケットに。カードケースや家の鍵など、大事なものは内側のスリップポケットに。これさえあれば、もうバッグの中がカオスになることはありません。タフなナイロン素材で扱いやすく、A4サイズがすっぽり入る実用的な大きさです。限りなく白に近い、ニュアンスカラーも絶妙。高機能ながら、随所にサカイらしい遊び心が光る一品です。

こっくりチョコレートブラウンが、秋ムードをグッと高めます。ワンハンドルのカジュアルなバケツ型をスムースレザーで品よく仕上げた、アミの「PARIS PARIS」バケットバッグ。開口部が大きくマチもしっかりとあるので、最低限の荷物をラフに入れられます。中は混み合っていても、ラムスキンのソフトなドローストリングをきゅっと絞れば何にも見えないスマート設計。無駄のないすっきりとしたボディに、ハートとAのアイコニックなロゴ、「アミ ドゥ クール」のメタルモチーフがさりげなく愛嬌をプラス。休日にも仕事にも、シーンを問わず寄り添う“心の友”のような存在に。

マロングラッセのようなこっくりカラーが、来たる秋に大活躍の予感。なめらかなスエードのボディが上品な、アー・ペー・セーの「VERA」バッグです。マチのあるスクエアフォルムは、A4サイズがちょうど収まるくらいの実用的な大きさ。やわらかいレザーなのでかっちりした印象にならず、細身のワンストラップがモダンなバランスをかなえます。しかもストラップは長さ調節できるので、斜め掛けにもしっかり対応。毎日の仕事バッグとして優秀なのはもちろん、アクティブな外出のお供にもぴったりですよ。

シンガポールのデザインスタジオが手がける、ビヨンド ザ バインズ（BEYOND THE VINES）。旅先やアウトドアにおすすめしたいのが、ブランドを代表する「ダンプリング（Dumpling）バッグ」です。いわれてみれば確かに「餃子（ダンプリング）」のよう。食指が動くデザインは、耐水性のあるナイロン製でかなり軽量です。Mサイズはタブレットやドリンクボトルがすっぽり入る実用的な大きさ。伸縮性のある開口部はマグネット付きで、小さく折りたたんで持ち運べるなど、かなりの実力派です。

コットンキャンバス生地の全面を埋め尽くすのは、たくさんの人たちのサイン。ライブハウスの壁の落書きを彷彿させる、バイレードの「DJ スクリブル トート バッグ」です。よく見ると、中央には“ME（私）”の文字。そこからつながっていく、人と人との絆を表しているかのよう。何が面白いって、バッグには油性マーカーペンが付いているんです。ここに自分のサインを描き足せば、世界にひとつしかないオリジナルバッグのできあがり。横幅60cmでマチもしっかりとある大容量サイズは、肩がけしたのインパクトも絶大です。厚手で耐久性のあるキャンバス地なので、少々雑に使っても大丈夫。なんといっても汚れが気にならないのがいいですね。だってもともと落書きだらけなんだから。

ベラ・ハディッドさんのハートも掴んだ大型新人。コーチの最新作「ブルックリン」バッグです。15インチのラップトップが入るくらいのビッグサイズながら、ワンハンドルでラフに持てるスラウチなシルエット。無駄な装飾を取り払ったミニマルなデザインなので、どんなスタイリングにもすんなり馴染み、そっと格上げします。ブラウンカラーのやわらかなナチュラル グレイン レザーが高級感を演出しながら、10万円以下というグッドプライスもじつに魅力的。