約1年半のイギリスでの暮らしではたくさんの出会いと刺激があり、東京での慌ただしかった日常と比べてプライベートな時間の大切さも感じたそう。それでも「好きなものは変わらなかった」という山中さんが今したいのは、おなじみのエフォートレスなスタイルに新しく出会ったブランドも加えたコーディネート。
1.LOEWE(ロエベ)
「伝統的なものを大切にしながら、その時代感に合わせてアップデートするロエベのスタイルが好きなんです」とラブコール。セレクトしたのは持ち手がスカーフモチーフのレザーバッグ。フリンジつきのボヘミアンな雰囲気が新鮮。「レザーだけだと自分にはフォーマルすぎるから、異素材のミックススタイルがちょうどいい」。
スカーフ バケット バッグ〈H34×W30×D16〉¥260,000/ロエベ ジャパン カスタマーサービス(ロエベ)
03-6215-6116
2.TOO GOOD(トゥーグッド)
コットンのナチュラルな風合い、独特のボリューム感が特徴的。ワークウェアをベースにしたイギリス発のユニセックスブランド・トゥーグッドから。「ブランドのコンセプトも好き。ワンピースでも辛口な佇まい」。
ワンピース¥149,000/ドーバー ストリート マーケット ギンザ(トゥーグッド)
03-6228-5080
3.JIL SANDER(ジル・サンダー)
パンツは太めが定番の山中さん、合わせるシューズには一家言あり。レースアップのフラットは、「トゥ部分が長めのタイプだとバランスが取りやすいんです。スクエア形のデザインもエッジがきいていて素敵」。
靴¥88,000/オンワードグローバルファッション(ジル・サンダー)
0120-919-256
4.MALCOLM BETTS(マルコム ベッツ)
イギリス滞在時から太いリングが欲しくて、ウィッシュリスト入り。「メンズライクなデザインにダイヤが女性らしい。ヴィンテージな雰囲気も好みです」。
リング〈シルバー、K22、ダイヤモンド〉¥170,000/バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター(マルコム ベッツ)
0120-137-007
5.BROMPTON(ブロンプトン)
今も手作業で作り出されている、イギリス生まれの折りたたみ自転車。「丁寧なものづくりに共感します。パーツやアクセサリーをカスタマイズできておしゃれ」。
自転車「ブロンプトン M6R」¥200,000・バスケットバッグ¥20,000/ミズタニ自転車(ブロンプトン)
03-3840-2151
6.WALK OF SHAME(ウォーク オブ シェイム)
2のワンピースとともに、この春は珍しくワンピースが欲しい気分だという山中さんが見つけた、春夏らしいカラーの水玉柄。「スウェットを合わせるなど、レイヤードスタイルで着たいです。ピンクの切り替えが可愛い」。
ワンピース¥145,000/シティショップ 青山店(ウォーク オブ シェイム)
03–5778-3953
PROFILE/山中彩(やまなか あや)
2016年に留学したイギリスから今年2月に帰国したばかり。英国暮らしの間にはヨーロッパの街への旅も楽しんだ。お気に入りはコペンハーゲン。いつかはアフリカも訪れてみたいそう。
SOURCE:SPUR 2018年6月号「SPUR finds…/スタイリストの『今月の欲しいもの』」
photography:Takehiro Uochi〈TENT〉 styling:Aya Yamanaka text:Momoko Yokomizo
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