最近テニスを楽しんで、プレイする面白さに加え、ユニフォームからも刺激を受け「清潔感のある白いウェアの魅力を再発見」したそう。「重視しているのはスタイリングのバランス。シンプルなＴシャツやデニムスタイルでも、強さのあるアイテムをプラスすることで大人の着こなしを意識しています」。
1.CÉLINE（セリーヌ）
カーフとラムスキンを使用した、白と黒のパッチワークが特徴的なパンツ。サイドにはスリットも。「白Ｔシャツに合わせるボトムスとして。ひねりのきいたデザインのパンツなら、シンプルなトップスもモードなアプローチに」。
2.ILEANA MAKRI（イレアナ・マクリ）
ギリシャ神話や東洋思想など、スピリチュアルなものから影響を受けた＂シンボル＂コレクションから、蛇モチーフのリングにひと目惚れ。指輪はきゃしゃなものはあまりつけず、ボリュームのあるものがタイプ。「以前から好きなブランドです。毒々しさのある、リアルなデザインがいいんですよね」。
3.AZZEDINE ALAïA（アズディン アライア）
清廉な白のトートバッグにスタッズが瞬く。「女性の可愛さとシャープさが両立する、ブランドのクリエーションに共感します。カジュアルな装いのハイなアクセントに」。
4.Y/PROJECT（ワイ・プロジェクト）
ポロシャツとボディスーツが一体に！ 着たときに、絞った両サイドのウエスト部分から素肌がちらりと見えるデザイン。「テニスをするときに着る予定。ベーシックなアイテムが今の空気感にアップデートされていて素敵です」。
5.TOGA PULLA（トーガ プルラ）
甲部分のクロスベルト、ポインテッドトゥが装飾的なパンプス。ヒールにはアイコニックなウェスタンメタルが。「デザイン性の高いシューズなのでデニムやワンピースなどの足もとに履くだけで存在感が」。
6.GENEVA（ジェネバ）
「機能はもちろん、ミニマルなデザインも好みです」。テニスを楽しむときやロケ撮影で、気分を盛り上げるポータブルスピーカー。コンパクトなサイズからは想像できない、迫力のある重低音が楽しめる。
PROFILE／吉田 恵（よしだ めぐみ）
モード誌はもちろん、国内ブランドのランウェイショーやルックブックでスタイリングも手がける。忙しいなかでも、パリ・コレクションには毎シーズン訪れて最新モードをチェック。
SOURCE：SPUR 2018年8月号「SPUR finds…／スタイリストの『今月の欲しいもの』」
photography:Takehiro Uochi〈TENT〉 styling:Megumi Yoshida text:Momoko Yokomizo
