旬のニュアンスを添えたベーシックなアイテムでつくる、洗練された着こなしが素敵な木村さん。「ヴィンテージよりも、ミニマルでモダンなものに昔から惹かれていた」と話すモード観に、この冬は少し変化が訪れているそう。「今季ならではのクラシカルなムードが気になっています」。
1.CHLOÉ(クロエ)
ここ数シーズン木村さんが注目しているクロエからセレクトした、"C"マークの留め具がポイントの新作バッグ。幅広のストラップがマスキュリンな印象をプラス。「ナターシャ・ラムゼイ=レヴィが手がけるクロエは、クラシックとモダンのバランスが絶妙です。潔くシンプルなデザインのバッグは、収納力もあり使い勝手がよさそう」。
03-4335-1750
2.SOPHIE BUHAI(ソフィー ブハイ)
ペンダントトップに、ボリューム感のあるハート。スターリングシルバーで大人っぽく。「ソリッドなブランドイメージとハートの意外な組み合わせをブハイらしくアーティに仕上げている」。
03-5708-5631
3.ACNE STUDIOS(アクネ ストゥディオズ)
普段は黒の服が多いという木村さんがこの冬に向けて選んだのは紅葉を思わせるダークオレンジのコート。「ゆったりとしたサイズ感ですがドロップショルダーで、小柄な自分でもバランスが取りやすい」。
03-6418-9923
4.BEAUTIFUL PEOPLE(ビューティフルピープル)
ポケット、カフスを厚地の素材に切り替え、プレーンなシャツをひとひねり。「エレガントなベージュにひと目惚れしました。生地に透け感があって、センシュアルな雰囲気も好みです」。
03-6271-0833
5.RUPERT SANDERSON(ルパート サンダーソン)
イギリスのシューズブランドから、タッセル使いがモダンなショートブーツ。「白のブーツはスタイルに抜け感を出してくれる。ほどよいポインテッドトゥとローヒールが好きです」。
0120-983-533
6.AÉSOP.(イソップ)
オーストラリアのスタジオが製作したオイルバーナー。キャンドルを灯すと芳しい香りがふわり。「オブジェのような真鍮の器はインテリアとしても成立します」。
03-6434-7737
PROFILE/木村舞子(きむら まいこ)
スタイリスト百々千晴さんに師事し、独立後はモード誌のほかタレントのスタイリングも手がける。堪能な英語に加え、次はフランス語も話せるようになりたいと思っているところ。
SOURCE:SPUR 2019年1月号「SPUR finds…/スタイリストの『今月の欲しいもの』」
photography: Takehiro Uochi〈TENT〉 styling: Maiko Kimura text: Momoko Yokomizo