田畑さんのワードローブは黒と白がベースカラー。ワークテイストが好きで仕事時はつなぎが定番だそう。オフもジェンダーレスなアイテムを着ることが多かったが、最近は気持ちに変化が訪れスタイルのアップデートを計画。「今季はどこかに品のよさや、女性らしいエッセンスも取り入れていきたい」。
1.BURBERRY(バーバリー)
フロントにブランド名とバーバリーのヘッドクオーターのアドレスを刻印した、新作のクロスボディバッグ。「どんなスタイルにも合わせやすく、使い勝手もよさそうです」。
0066−33−812819
2.JIL SANDER(ジル・サンダー)
女性のヌードのイラストは手刺しゅうで描かれている。ニットの両サイドに脇まで深いスリットが入り、大人の遊び心を感じるデザイン。「昔から好きなブランドでしたが、ルーシー&ルーク・メイヤーが就任してから俄然かっこよさが増していると思います。オーソドックスなシルエットにディテールでエッジをきかせ、モダンに仕上げている」。
0120−919−256
3.THE ROW(ザ・ロウ)
マスキュリンながらエレガントな、ダークネイビーのハイウエストのパンツ。「ザ・ロウはブランドのスタイルにブレがない。装飾を施していないのに、着ると重厚感があり美しい。足もとはヒールを合わせて履きたいです」。
03−4400−2656
4.GABRIELA ALEXANDROVA(ガブリエラ アレクサンドロワ)
シャツのような薄手の柔らかい生地で仕立てた、オーバーサイズのコート。「展示会でひと目惚れしました。ざっくり羽織れるサイズ感やシルエットが絶妙です」。
03−5159−7450
5.DANNER(ダナー)
ブランドの代名詞「ダナーライト」のスペシャルモデル。着脱をしやすくするために特別に製作したジップアップレースは取りはずし可能。「足もとはボリュームのあるシューズが好み。3のパンツに合わせてハズすのもいい」。
03−5459−1690
6.THIBIERGE(ティビエルジュ)
パリのペーパーブランドが手がける、リュクスな手帳。ケースの中に、マグネットでオリジナルノートをセット。アプリと連動して使える。「丈夫でスタイリッシュなケースに惹かれました」。
https://jp.thibierge-paris.com/ja/
PROFILE/田畑アリサ(たばた ありさ)
スタイリスト・山本マナさんに師事し、2017年に独立。雑誌、カタログ、WEB媒体で活動中。トレードマークの金髪から今年は心機一転、黒髪の新しいスタイルにトライしたい。
SOURCE:SPUR 2019年3月号「SPUR finds…/スタイリストの『今月の欲しいもの』」
photography: Takehiro Uochi〈TENT〉 styling: Arisa Tabata text: Momoko Yokomizo