CELINE
スパンコールで正面に配したのは、デイビッド・クラマーの言葉。「ロープを用いた長めのハンドルや、大きめのサイズ感で、ほっこりせずモダンに持てるところに惹かれました」。
PRADA
約60枚所有するシャツマニアの飯島さん。次に狙うのは、ボックスシルエットをウエストでシェイプしたデザイン。「スマートに見えるのに、フェミニンに傾かないのがうれしい。クリーンなホワイトパンツと合わせたいです」。
BALENCIAGA
ミニマルながら、ドロップドショルダーとコクーンシルエットでひねりをひと匙。「ブラックレザーのパイピングなどディテールも気が利いています。カジュアルなスタイルに羽織りたい！」。
LONGINES
創業者、オーギュスト・アガシの名前を冠したマスターピース。「大きくて薄いフェイスとミニマルなデザインが好みで、以前から欲しいと思っていました。リューズが小さいので手首に当たらないし、意外と人とカブらないのも魅力的」。
GUCCI
ショートヘアの飯島さんは、首まわりのアクセントとしてフードアイテムも愛用。軽量ブルゾンには、グッチの代表的なモチーフ、ウェブ ストライプをあしらって。「70年代のテニスウェアのようなデザインがレトロで可愛い！」。
CARL MERTENS
香草などを刻むためのハーブナイフ。「今キッチングッズにハマっていて、お皿などを買い集めています。包丁もその一環。特に刻む行為が好きなので、専用のものを手に入れたいです」。
PROFILE／飯島朋子（いいじま ともこ）
神奈川県出身。2000年独立。トラッドをベースにしたスタイリングと、夢のあるビジュアルづくりに定評があり、数々のモード誌で活躍。スタイリストとして20年目を迎える2020年に向けて、今何ができるのかを日々考え中。
SOURCE：SPUR 2020年2月号「SPUR finds…／スタイリストの『今月の欲しいもの』」
photography: Takehiro Uochi 〈TENT〉 styling: Tomoko Iijima text: Mai Ueno
