1. DIOR
コーラルモチーフと星の装飾をあしらったチョーカー。「ただのパールネックレスとはひと味違う、プレイフルなデザインが素敵。プレッピーなスタイルに合わせるのが気分」。
2. JIL SANDER BY LUCIE AND LUKE MEIER
フェルトのような質感のウールコットンを採用したドレス。「立体的なコクーンシルエットとクリーム色に惹かれました。メンズライクなブーツを合わせて、甘くないスタイリングに仕上げたい」。
3. WORKS & LABO.
江戸時代から続く新潟県三条のメーカー、外山刃物の剪定ばさみの持ち手にヌメ革を巻き、使いやすさもファッション性も底上げ。「レザーハンドルが手にしっくりなじむ。女性用があってサイズ感もちょうどいい。経年変化を楽しんで使っていきたい」。
4. KA WA KEY
イギリス発のアップカミングなブランドから、アップサイクルの毛糸を使ったハンドメイドのニット。「シンプルな服が好きですが、時折柄ものを着たい衝動に駆られます。どこかレトロなアプローチに新鮮さを感じる」。
5. BOTTEGA VENETA
しなやかなペーパーカーフをゆるく編んだビッグサイズのショルダーバッグ。ナイロンの内袋がスポーティな表情も。「ダニエル・リーのセンスに脱帽。いつまでも古くならない、タイムレスなデザイン」。
6. ATON
山中さんがシルエットの美しさに惚れ込んだ、テーパードパンツ。ギザコットンのほのかな光沢感が上品な印象。「ユニセックス仕様で太めのパンツですが、ヒップラインは女性らしくてちょうどいいバランスに。ニュアンスのあるネイビーも好みです」。
PROFILE／山中 彩（やまなか あや）
ファッション誌、カタログや広告をメインにプロップのスタイリングも手がける。ステイホーム中は体重増加が気になり、酵素ドリンクを活用して3日間のミニデトックスを決行！ ファスティングを無事終えた後は肌の調子もよく、心身ともにリセットされたそう。
SOURCE：SPUR 2020年8月号「SPUR finds…／『スタイリストの欲しいもの』」
photography: Takehiro Uochi〈TENT〉 styling: Aya Yamanaka text: Momoko Yokomizo
