1.PRADA
華のあるカラーパレットが今の気分
ラフ・シモンズとタッグを組んだセカンドコレクションから。「新鮮さが増して欲しいものばかり。目を引く黄色は、日常的に取り入れやすそうなデザイン。トラックパンツを合わせたい」。
2.BOTTEGA VENETA
この曲線美をパンツスタイルに添えたい
湾曲するシェイプが特徴的な「ホーボー」。「以前グリーンと迷って黒の『カセット バッグ』を買ったので、次こそ象徴的なこの色を。レディな形が好みです」。
3.YU UCHIDA
作り手の視点に惹かれるものを日常に
北海道に工房を構える作家、内田悠による一作。「最初の出合いは近所のお店で。それ以来、少しずつ集めています。節が入っていたり、欠けていたり。木がそのままアートになったような木皿が魅力的」。
4.PETER DO
洗練されたデザインは機能まで秀逸
リブニット仕立てのホルターネックのタンクトップと、グローブつきボレロのセット。「ボレロは、袖の穴から外に手を出せて、首に巻くこともできる。実用面まで完璧ですね」。
5.MIU MIU
斬新なアイデアでスタイルを刷新
「ロッタ・ヴォルコヴァのショーのスタイリングに感銘を受けました。ゆるっとしたニットをエッジィに取り入れたいなと思っています」。
6.COURRÈGES
定番こそ哲学に惹かれるブランドで
フレアパンツは、彼女の十八番のスタイル。「ニコラ・デ・フェリーチェの作る服は、サステイナビリティへの配慮も素晴らしいです」。センタープレスが入り、緩くフレアを描くシルエットも美しい。
今月のクリエイター／ シライシ リエ
セレブリティからの支持も厚い、国内外のファッション誌で活躍するヘアメイクアップアーティスト。プライベートでは近頃、アロマオイルの調合にハマっているのだそう。特に、ラビンツァラの香りに癒やされている。グランピングも趣味で、自然と触れ合う日々を送る。
SOURCE：SPUR 2021年11月号「SPUR finds…／クリエイターの欲しいもの」
photography: Kenichi Yoshida styling: Kanako Sugiura text: Akiko Fukunaga
