グレース・ジョーンズと言えば、70’s〜90’sに活躍したモデル、シンガー、女優、そしてなんといってもポップカルチャー・アイコン。彼女の元パートナーであるアートディレクター、ジャンポール・グードによるビジュアルの数々では“ブラック・パンサー”との異名をとりました。音楽面でいちばん有名なのは、エディット・ピアフのリメイクとしてヒットした「ラ・ヴィ・アン・ローズ」ですね。
アメリカでは昨年秋に出版された彼女の自伝『I’ll Never Write My Memoirs』のフランス語版ローンチングにあたって、パリの百貨店ボンマルシェでサイン会が開かれました。「私について書かれたものを読むと、大げさ、または間違っていることが多い。だから自分で書くしかない!と思って」と、グレース。6時からのサイン会に、のんびりと7時頃に着くと、長蛇の列が!
おとなしく待つこと、1時間半、閉店までに自分の番が来ないかもと懸念しつつ、グレースの大ファンの親友のために粘って、直筆サインを獲得&ちょっとした会話も。そしてこの後は、グレースを囲むパーティへ。会場は’80〜’90’sに流行り、昨年リニューアルオープンしたクラブ&レストラン「Les Bains Douches」。“時代”の観点ではベストチョイス。あいにく期待していたプライベート・コンサートはなかったものの、当然のようにDJが選んだグレースのヒット曲「ナイト・クラビング」を思わず友人たちと合唱してしまいました。
パリ在住。ファッション業界における幅広い人脈を生かしたインタビューやライフスタイルルポなどに定評が。私服スタイルも人気。
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