先週の3日間、久々にモスクワへ行ってきました!目的は、Ilgiz Fazulzyanov(イルギーズ・ファズルジアノフ)という現地のファインジェリー・デザイナーの展覧会オープニング。ロシアはサンクトペテルブルクも含めて4度目だったのですが、8年ぶりなのでどんなに変わっているかと楽しみに。
オケージョンにあわせてのワードローブの準備もひと仕事。大統領官邸も含むクレムリンの一角を会場とするジュエリー展のオープニングでは、ドレスコードが“カクテル”、その後のガラ・ディナーは“ブラックタイ”なのです。ヴィンテージを始めとっておきのアイテムをひっぱりだし、フィッティングの末のコーディネートは、愛犬スウィーティも承認した写真の数点。
現地では2日目にやっと捻出した2時間で、ゴーリキー・パーク内の現代アート美術館、ガラージュへ。政治家ロマン・アブラモヴィッチの妻でロシアでは有名なビジネス・ウーマン&ソーシャライツであるダーシャ・スコーヴァが2年前にオープンした、話題のスポットです。特に圧倒されたのは、タリン・サイモンによる巨大な花のポートレートの一連。カフェテリアでのランチもヘルシー・メニューで、まるで北欧の都市のような洗練さ。その後はホテルすぐそばの赤の広場で束の間の聖堂詣でをして、展覧会のオープニングとディナーへ。初日と最終日は移動のみで自由時間がほとんどなかったものの、映画『007 ロシアより愛をこめて』から50年以上たったロシアの近代化ぶりを感じられた旅でした。
パリ在住。ファッション業界における幅広い人脈を生かしたインタビューやライフスタイルルポなどに定評が。私服スタイルも人気。
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