モードラバーは、新しいギャラリー・ラファイエットに行かなくちゃ

1年前にはマレ地区にカフェと雑貨ショップを併設のアートギャラリー「ラファイエット・アンティペーションズ」をオープンし、新たな展開を見せている老舗百貨店、ギャラリー・ラファイエット。3月末には、ファッション、ビューティ、グルメの選りすぐりを新しい視点でエディットしたシャンゼリゼ店がオープンしました。地下から2階まで4フロア、6500平米に渡る館内では、まずは建物元来のアール・デコ様式と、モダンな什器のコントラストに注目。本店も巨大な吹き抜けが有名ですが、ギャラリー・ラファイエット・シャンゼリゼでは、吹き抜けを売り場がぐるりと取り巻くつくりがさらに顕著です。

なかでも必見は、1&2階のファッション・フロア。コレット閉店後パリにはアップカミングなブランドを一堂に見られるショップがなかったという“問題”を解決すべく、ここには若手デザイナーが充実しています。ラインナップはJ.W.アンダーソンヴェトモンはもちろん、クレイグ・グリーンカイダンエディションズマリアム・ナッシアー・ザデーモリー・ゴダードシエス・マルジャンウェールズ・ボナーマリーン・セルなど。また1階には川久保玲考案のインスタレーションで「ドーバー・ストリート・マーケット」のセレクトによる、ジュエリーのコーナーが。ショッピングの合間には、シモン・ポルト・ジャックムスがインテリアとコンセプトを手がけた「カフェ・シトロン」で一休み。

一方新しい試みは、全館あげてのゲスト・ブランド・フィーチャー。クリエーション&バイイング・ディレクターのクララ・コルネによれば、ブランドは3週間ごとに代わるとか。オープン時から4/21までは、ファッションからビューティまで、シャネルのディスプレイが館内至る所で展開されています。

少し前までフランスではショップは日曜日休み、7時まででしたが、ここ最近法律が改正されたこともあって、嬉しいことに同店は深夜まで、そして日曜日もオープン。また、11月以降は毎週土曜日に結集していた「黄色いベスト」デモ時のショップ荒らしが懸念されていたものの、既にシャンゼリゼでのデモは禁止となり、また4月に入ってからはデモ自体も下火に(最新情報は要確認)。この絶妙なタイミングでギャラリー・ラファイエット・シャンゼリゼがオープンしたことで、パリでのショッピングが便利で楽しい体験になりそうです。

60, Avenue des Champs Elysees 10時30分〜0時(日曜〜21時)

 text: Minako Norimatsu

ファッション・ジャーナリスト 乗松美奈子プロフィール画像
ファッション・ジャーナリスト 乗松美奈子

パリ在住。ファッション業界における幅広い人脈を生かしたインタビューやライフスタイルルポなどに定評が。私服スタイルも人気。
https://www.instagram.com/minakoparis/

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