ミュウミュウ2020年リゾート・コレクションのランウェイより。右:このショーでリピートされたのは、帽子の重ね付けとジャケットの袖を肘までロールアップするスタイリング。左:ドレスにチャンキー・ニットの腰巻とは、なんとも新鮮なアイディア。
ミュウミュウ2020年リゾートコレクションのショー会場。右:ショー直前の馬のレースにあたり、ゲストたちは好みのユニフォームを選んで賭けを。左:ゲスト席からは、ランウェイの向こうにフィールドを一望できた。
アナ・クーリ(Ana Khouri)のハイジュエリー・プレゼンテーションより。右:ダイヤモンドとエメラルドのブレスレット。左:常に新しいシステムのジュエリーを提案するアナらしい、ピアスと一体化したヘッドバンド。Photos: Minako Norimatsu
ナチュラル・トーンに徹した、アクネの2020春夏コレクションのショーより。右:ウエスタン調の小物使い、特に複数のバックルのサンダルはキー・アイテム。左:バンダナ風に巻いた細いスカーフは、大半のルックに。
ドーファン(Dauphin)のハイジュエリーのプレゼンテーションより。右:定番「モニュメント」リングのブルー・ゴールド・バージョンにダイヤモンドをあしらって。左:会場で、ヴィンテージのドレスを着たモデルのグィネヴィア・ヴァン・シーナスに遭遇!彼女も今ジュエリーを作っているとか。Photos:Minako Norimatsu
ビルケンシュトックxホテル・イルペリカーノによる「イル・ドルチェ・ファル・ニエンテ」コレクション。右:バイカラーのタイプは320€〜。左:ポップアップはGaleries Lafayette Champs Elysées地上階アトリウム(吹き抜け)にて、7月13日まで。
香水に加え、最近はレザーグッズも充実しているバイレードのショップでは、同ブランドのクリエイティブ・ディレクター、ベン・ゴーラムとシャルロット・シェネとのコラボレーションによるジュエリー・コレクションValue Chainが発表された。販売はこの秋より。Photo:Minako Norimatsu
コンセプチュアルなパファーマンス形式で披露されたのは、オリヴィエ・サイヤールによる「モーダ・ポヴェラ」。オーバーサイズの白いシャツに、クチュール・メゾンのお針子さんがドレープを加えた、17点の“オートクチュール”シャツの一連だ。Photos:Minako Norimatsu
エッジーなファッション誌「セルフサービス」の25周年を記念して限定アイテムを発表したのは、オープン間もないサンローラン リヴ・ドロワット。右:ケイト・モスの顔がプリントされたシルクのスカーフ。左:「セルフサービス」誌バックナンバーの表紙がプリントされたマッチ箱。Saint Laurent Rive Droite 213rue Saint Honoré 75001 PARIS
ミュウミュウ2020年リゾート・コレクションのランウェイより。右:このショーでリピートされたのは、帽子の重ね付けとジャケットの袖を肘までロールアップするスタイリング。左:ドレスにチャンキー・ニットの腰巻とは、なんとも新鮮なアイディア。
ミュウミュウ2020年リゾートコレクションのショー会場。右:ショー直前の馬のレースにあたり、ゲストたちは好みのユニフォームを選んで賭けを。左:ゲスト席からは、ランウェイの向こうにフィールドを一望できた。
アナ・クーリ(Ana Khouri)のハイジュエリー・プレゼンテーションより。右:ダイヤモンドとエメラルドのブレスレット。左:常に新しいシステムのジュエリーを提案するアナらしい、ピアスと一体化したヘッドバンド。Photos: Minako Norimatsu
ナチュラル・トーンに徹した、アクネの2020春夏コレクションのショーより。右:ウエスタン調の小物使い、特に複数のバックルのサンダルはキー・アイテム。左:バンダナ風に巻いた細いスカーフは、大半のルックに。
ドーファン(Dauphin)のハイジュエリーのプレゼンテーションより。右:定番「モニュメント」リングのブルー・ゴールド・バージョンにダイヤモンドをあしらって。左:会場で、ヴィンテージのドレスを着たモデルのグィネヴィア・ヴァン・シーナスに遭遇!彼女も今ジュエリーを作っているとか。Photos:Minako Norimatsu
ビルケンシュトックxホテル・イルペリカーノによる「イル・ドルチェ・ファル・ニエンテ」コレクション。右:バイカラーのタイプは320€〜。左:ポップアップはGaleries Lafayette Champs Elysées地上階アトリウム(吹き抜け)にて、7月13日まで。
香水に加え、最近はレザーグッズも充実しているバイレードのショップでは、同ブランドのクリエイティブ・ディレクター、ベン・ゴーラムとシャルロット・シェネとのコラボレーションによるジュエリー・コレクションValue Chainが発表された。販売はこの秋より。Photo:Minako Norimatsu
コンセプチュアルなパファーマンス形式で披露されたのは、オリヴィエ・サイヤールによる「モーダ・ポヴェラ」。オーバーサイズの白いシャツに、クチュール・メゾンのお針子さんがドレープを加えた、17点の“オートクチュール”シャツの一連だ。Photos:Minako Norimatsu
エッジーなファッション誌「セルフサービス」の25周年を記念して限定アイテムを発表したのは、オープン間もないサンローラン リヴ・ドロワット。右:ケイト・モスの顔がプリントされたシルクのスカーフ。左:「セルフサービス」誌バックナンバーの表紙がプリントされたマッチ箱。Saint Laurent Rive Droite 213rue Saint Honoré 75001 PARIS
7月初旬、猛暑のパリ。2019秋冬オートクチュールのファッション・ウイークに先んじて2020年リゾート・コレクションの発表も始まり、たくさんのイベントが相次ぎました。
その皮切りは6月29日に開かれた、ミュウミュウ2020年リゾートのランウェイ。「ミュウミュウ・ジョッキー・クラブ」と題されたショーの会場は、パリ西部のオートイユ競馬場です。コレクションでは、ひとひねり効かせたクラシック・アイテムの一連に、ジョッキー(騎手)のユニフォームに典型的な市松柄やストライプ、そして馬と蹄鉄のプリントがグラフィック効果を奏しました。キーアイテム&ディテールは、ショートから膝上、クロップドと丈のバリエーションで見せたハイウエストのショートパンツと、誇張したパフスリーブ。いずれもミュウミュウらしい遊びに溢れています。
ところでメンズからオートクチュールへと飛ぶこの時期は、発表されるコレクションのシーズンが交錯して混乱しがち。そんな中シーズンを先行するメゾンの一つが、アクネです。6月30日には2020春夏ウイメンズのショーが開かれました。自然回帰を謳うこのコレクションはアースカラーを多用し、ユーズド・エフェクトを至る所に施し、オーバーサイズと長すぎる袖やパンツのアンバランスな重ね着で、新しいグランジを提案しました。
2020年リゾートや春夏はしばらくウィッシュリスト入りとして、この週にはこの夏のマストアイテムの数々も披露されました。その筆頭が、先にMatchesfashion.com でオンライン販売が始まっている、ビルケンシュトックx ホテル・イルペリカーノ のコラボ限定商品7型。トスカーナ地方のこの伝説的なホテルを代表するマリールイーズ・シオは、ベーシックなサンダル「アリゾナ」に、サテンやスエード、ラフィアと言った素材で、スタイリッシュなタッチを加えました。この日、4月11日の投稿 でもご紹介したパリの新ショッピング・スポット、ギャラリー・ラファイエット・シャンゼリゼのVIPルームには、マリールイーズが登場。カプセル・コレクションを扱うポップアップのオープンの機に、イルペリカーノのグラマラスなバカンス・ムードをパリに伝えてくれました。
次回はオートクチュール・ファッションウイークVol.2をお届けします。お楽しみに!
Text: Minako Norimatsu