La mode s’engage(モードは献身する、の意)と名付けられたこのオークションに寄せられたのは、特別に作られたコレクターズ・アイテムか既存コレクションからのセレクション。テーマは#ProtegeTonSoignantのシンボルであるブルーです。参加はフランス人だけでなくパリでコレクションを発表するデザイナーやパリとゆかりの深いブランドが中心。ディオール、セリーヌ、シャネル、バレンシアガ、ルイ ヴィトンと言ったリュクスメゾンからマーク ジェイコブズ、ドリスヴァンノッテン、ステラ・マッカートニー、サカイをはじめとするクリエイター、そしてコペルニ、ロックら若手デザイナーまで、100あまりです。商品はスウェットシャツから高価なバッグまでまちまちですが、いずれも競りの最低値は100ユーロ。戦利品は5月11日に設定されている(5月1日時点)フランスのロックダウン解禁と共に、買手の元に安全な方法で発送されます。そして売り上げはすぐに、不足品の購入とデリバリーに投入される予定。新型コロナ対策では、それぞれの国でさまざまな形での資金援助が進行中ですが、こうして普段はコンペティターである人や会社が一丸となって一つの目的に向かうと言う動きには、何か特別なパワーを感じられます。
https://lamodesengage.com/ La mode s’engage オークションはフランス時間で5月1日12時〜5月4日23時59分まで(フランスは日本から−7時間)。競りに参加するには、事前にサイトへの登録を。