気負わずに、自分らしく
フレンチ・カジュアル、ストリート、グランジファッションが盛り上がっていた90年代のアメリカ。その中心にいたのが、ウィノナ・ライダーと言っても過言ではない。『リアリティ・バイツ』で演じたのは等身大の当時の若者。劇中ではクラシックでありながら、肩の力が抜けた自然体の装いを披露している。赤いタンクトップとデニム、白いシャツとジャケット、そして軽やかなシャツワンピース。物語を彩るスタイルの数々はどれも決して奇をてらってはいない。それでいて印象的なのは、クセのある個性をにじませているから!


1971年、米国ミネソタ州生まれ。12歳から芸能活動をスタート。『シザーハンズ』(’90)、『ナイト・オン・ザ・プラネット』(’91)、『リアリティ・バイツ』(’94)など名作に立て続けに出演。90年代を代表する俳優になった。







