刑期を終えたビリー(ヴィンセント・ギャロ)に、ダンス教室で拉致された行きずりの少女レイラ役を演じたクリスティーナ・リッチ。劇中に登場する衣装はワンルック。水色のベビードールに白のカーディガン、ブルーグレーのシアータイツ、シルバーのストラップパンプスだ。青いアイシャドウも印象的。途中ビリーからスエードジャケットを借りるシーンもあるが、一貫してクールトーンを基調としている。ニューヨーク州の郊外を舞台に終始陰鬱としたムードで話が進む中、ガーリーな装いが唯一の救いのように映像の中で際立ち、包容力のあるレイラの人物像を鮮やかに描く。

映画『バッファロー’66』のクリスティーナ・リッチのスタイルをつくるアイテム8選
刑期を終えたビリー(ヴィンセント・ギャロ)に、ダンス教室で拉致された行きずりの少女レイラ役を演じたクリスティーナ・リッチ。劇中に登場する衣装はワンルック。水色のベビードールに白のカーディガン、ブルーグレーのシアータイツ、シルバーのストラップパンプスだ。青いアイシャドウも印象的。途中ビリーからスエードジャケットを借りるシーンもあるが、一貫してクールトーンを基調としている。ニューヨーク州の郊外を舞台に終始陰鬱としたムードで話が進む中、ガーリーな装いが唯一の救いのように映像の中で際立ち、包容力のあるレイラの人物像を鮮やかに描く。
グレーな世界に舞い降りた天使


1980年、LA生まれ。映画『恋する人魚たち』(’90)で俳優デビュー。『アダムス・ファミリー』(’91)のウェンズデー役で人気に。『バッファロー’66』(’98)がスマッシュヒット。Netflixのドラマ「ウェンズデー」では教師のマリリン・ソーンヒルを演じた。