ショーン・ヤングが演じたレーチェルは、人の記憶を埋め込まれた人造人間「レプリカント」。初登場シーンでは、パワーショルダーのタイトスーツにハイヒールを履いていた。黒一色の装いは、彼女を凛々しくも謎めいた印象に。その後は、肩が張り出したグレーのドレスやボリュームのあるファーコートを着用。話が進むに連れ「私はレプリカントなのか?」と不安を覚える自分をタフな服で奮い立たせているようにも見えた。アワーグラスシルエットがトレンドの今こそ、未来的な薫り漂うチョーカーやポインテッドトゥをモダンに取り入れたい。

映画『ブレードランナー』のショーン・ヤングになりたくて。繊細な内面を引き立てるパワフルシェイプ
ショーン・ヤングが演じたレーチェルは、人の記憶を埋め込まれた人造人間「レプリカント」。初登場シーンでは、パワーショルダーのタイトスーツにハイヒールを履いていた。黒一色の装いは、彼女を凛々しくも謎めいた印象に。その後は、肩が張り出したグレーのドレスやボリュームのあるファーコートを着用。話が進むに連れ「私はレプリカントなのか?」と不安を覚える自分をタフな服で奮い立たせているようにも見えた。アワーグラスシルエットがトレンドの今こそ、未来的な薫り漂うチョーカーやポインテッドトゥをモダンに取り入れたい。


1959年、アメリカ・ケンタッキー州生まれ。1980年に『マンハッタンのジェイン・オースティン』で映画デビュー。『ブレードランナー』(’82)のレーチェル役で一躍人気になる。『デューン/砂の惑星』(’84)や『追いつめられて』(’87)などに出演した。