パリファッションウィークの2週目にわたる10月3日、ZADIG & VOLTAIRE(ザディグ エ ヴォルテール) 2017SSのプレゼンテーションが行われた。会場は、16区のパヴェ通りにある私邸の中庭。メディアにファッショニスタ、セレブたちが招かれ、2017SSコレクションをお披露目。青々とした芝生の絨毯が広がる会場で、ブランドの掲げる“Easy Life”なファッションが体現された。
2017SSのアイテムをデザインするにあたり、セシリアのアイコンとなったのは、イギー・ポップ、ミック・ジャガー、ジミ・ヘンドリックス。優しいゴールドのセットアップ、色落ちさせたパッチワークデニム、シルクワンピースとストローハットにブーツなど、自由、軽快さ、音楽性がエッセンスとなり、セシリアのクリエイションに注ぎ込まれている。
ブランコに配されたブーツ、芝生に置かれたバッグ、木から吊されたアクセサリー…。田園的な装飾のオスマニアン様式のガーデンパーティー、ブランドが持つ軽快さを表現しているかのよう。
ニューヨークを拠点に活動するアーティストUrs Fischerの作品にインスパイアされ、ヴォルテールの顔をレモンの断面で隠してしまうユーモア溢れた巨大なフルーツのTシャツ。今シーズン、デザイナーであるセシリアはコンテンポラリーアートをオマージュしたアイテムを多く発表した。
ニューヨークのアーティストをむかえライブパフォーマンス、「La Patisserie Cyril Lignac」のシェフパティシエ、シリル・リニャックがランチタイムをセッティングするなどの演出もゲストをよろこばせる場面も。
シェフパティシエ、シリル・リニャック本人(写真中央)が来場。
よりロックマインドあふれるクリエイションとなった春夏コレクション、今から着るのが待ち遠しい。
問い合わせ
ザディグ エ ヴォルテール
電話:03-6427-4348
http://www.zadig-et-voltaire.com/