“しつけ糸”をつけたまま着る。ワイズの秋冬コレクションが展開

Y's(ワイズ)の2018年秋冬コレクションのアイテムが発売中。「MAKE CLOTHING(服作り)」がコンセプトで、しつけ糸を残したようなハンドステッチ、ジャカード織りやニードルパンチのような凝ったテキスタイルなどが印象的。こだわりの詰まったアイテムをムービーでもチェックして。

ワイズの2018年秋冬コレクションのアイテムが続々と展開中。コンセプトは「MAKE CLOTHING(服作り)」で、服を作る際の手作業が内包する、力強さやエネルギーに敬意を表した。

ステッチコート (¥125,000(税別) 11月発売)
ステッチコート ¥125,000

そのコンセプトは、しつけ糸を残したようなハンドステッチ、手間のかかるジャカード織りやニードルパンチのテキスタイル、テーラリング技術の必要な仕立てなど、アイテムの隅々にまでわたって色濃く反映されている。それらは、オートメーション化された現代のファッションに対し、「人が作っている」ことを改めて伝えているようだ。

ジャケット ¥72,000ジャケット ¥72,000

コレクションのメインとなるステッチコートは、ボリューム感のある素材と張り出したショルダーラインで迫力がありながら、身頃はすっと落ちるようなすっきりしたデザイン。そしてフラノウールのジャケットは、裁ちきりで仕立てたオープンカラー風の襟がラフなムードを出しつつ、品良く着られるワイズらしいシルエットを保っている。

また、ステッチコートはフォトグラファーのボリス・オヴィニが手がけたキャンペーンムービーにも登場。ムービーは「MAKE CLOTHING」に着想を得た「メイキング」をテーマに、撮影の様子そのものやビハインドシーンを映し出したような構成だ。



さらにムービー内では、立体的な襟とストールを上から羽織っているようなデザインが印象的な赤いニードルパンチコートや、織り込む糸を工夫して実現した、軽やかなジャカードのペイズリー柄ガウンコートとロングドレスなど、ワイズらしいこだわりのクリエイションが詰まったアイテムを見ることができる。ぜひ、これからの季節のワードローブに加えてみて。



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