ISSEY MIYAKE(イッセイ ミヤケ)が展開するHaaT(ハート)が、2019年5月26日(日)までISSEY MIYAKE KYOTO(イッセイ ミヤケ キョウト)にて「BATIK(バティック)」展を開催。
イッセイ ミヤケが展開するHaaTが、2019年5月26日(日)までイッセイ ミヤケ キョウトにて展覧会「バティック」を開催中。HaaTは、テキスタイルから発想することをコンセプトとしたブランド。イッセイ ミヤケのテキスタイル・ディレクターとして活躍してきた皆川魔鬼子を中心に、独自の素材開発に取り組んできた。今回の展覧会では、2019年春夏シーズンに生み出されたHaaTの新作「REAL BATIK(リアル バティック)」を展示する。
「バティック」とは、蝋で防染して染色された「ろうけつ染め」の布のこと。HaaTの新作コレクションでは、光沢感のあるキュプラツイルの生地に、「ろうけつ染め」ならではのひび割れがあるドット模様を浮かび上がらせたシリーズが登場。蝋の温度や厚みを見極め、ローラーや版を用いた独自の手順で蝋をつけるなど、高い技術によって独特の風合いを実現させた。
会場ではこの「リアル バティック」のシリーズのほか、京都の職人たちの熟練した手しごとをスライドショーで紹介。試行錯誤を重ね、丹念に仕上げていく彼らのクラフトマンシップにもぜひ注目したい。「リアル バティック」はシャツ、ワンピース、スカートの全3型展開で、チャコール、ブラック、レッドのカラーバリエーションとなる。ブラックはHaaT / AOYAMA、イッセイ ミヤケ キョウト限定の販売となるので要チェックだ。
HaaT
https://www.isseymiyake.com/haat/ja
03-5454-1705
text: Fuyuko Tsuji