GUCCI（グッチ）が、映画監督のYorgos Lanthimos（ヨルゴス・ランティモス）による新しい広告キャンペーンを公開中。
グッチが、ヨルゴス・ランティモスによる新しい広告キャンペーンを公開中だ。ランティモスは映画『ロブスター（原題：The Lobster）』などで知られ、空想的な世界を描くことが得意な映画監督。今回のキャンペーンでは「心温まる両義性、日常的なシュールレアリスム、逆説的な賛美」といったアーティスティックなテーマを写真や映像を通して表現した。
グッチのクリエイティブ・ディレクターであるAlessandro Michele（アレッサンドロ・ミケーレ）は2020年春夏コレクションのショーにおいて、パーソナルスタイルを選ぶことで既成のルールを打ち破る、ファッションのパワーをあらためて提示。今回のキャンペーンでは「真実とスタイルは、その人の見るものと行動のなかにある」という、個人の自由をたたえるメッセージを発信している。
同キャンペーンでは、飛行機の中や渋滞している道路、ガソリンスタンドなどに現れる馬の存在が印象的。最新ルックに身を包んだモデルたちと共に時間を過ごす姿は、まるで人間の生まれ変わりのよう。馬は自由のシンボルでもあり、様々な想像が膨らむストーリーは必見。ランティモス監督が描く美しくもシュールな世界観をあなたもぜひ体験してみて。
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text: Fuyuko Tsuji
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