2020.05.22

バーバリーが新型コロナウイルス感染症対策を支援! 非医療用マスクの製作も間もなくスタート

BURBERRY(バーバリー)が、今年3月より新型コロナウイルス感染症対策を支援。工場を一般用防護服およびマスクの生産に活用するほか、オックスフォード大学のワクチン開発への資金供給、イギリスの食糧不足を支援するチャリティ団体への寄付などに取り組んでいる。

バーバリーが、今年3月より新型コロナウイルス感染症対策を支援。トレンチコートを製造する工場を一般用防護服およびマスクの生産に活用するほか、オックスフォード大学のワクチン開発への資金供給、イギリスの食糧不足を支援するチャリティ団体への寄付などに取り組んでいる。バーバリーCEOMarco Gobbetti(マルコ・ゴベッティ)は「新型コロナウイルスは我々の生活を完全に変えてしまった。しかし我々の支援が一人でも多くの方の命を救い、ウイルスに勝ち、世界がこの感染症による打撃から回復することにつながることを願っている」と語る。

バーバリーの工場で作られた一般用防護服
英国・キャッスルフォードにあるバーバリーの工場で作られた一般用防護服

現時点においてバーバリーの工場から2万着以上の一般用防護服と10万枚以上の医療用マスクが医療機関や健康管理団体に届けられ、さらに非医療用マスクの製作も間もなく開始されるという。また、オックスフォード大学のワクチン開発への資金供給により、これから臨床試験が始まり、今後さらに広範囲で臨床試験が実施される予定だ。

食糧の供給に関してはチャリティ団体FareShare(フェアシェア)、The Trussell Trust(ザ・トラッセル・トラスト)、The Felix Project(ザ・フェリックス・プロジェクト)への支援を発表。これらの団体はコロナ禍における食糧不足の問題に取り組んでいる。バーバリーは、今もっとも必要とされている医療や社会における新型コロナウイルス感染症対策を支援するほか、⻑期的な解決へのサポートも引き続き行っていくという。

バーバリー・ジャパン
http://www.burberry.com/
0066-33-812819

text: Fuyuko Tsuji

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