BALENCIAGA(バレンシアガ)が「We Are Pink(ウィ・アー・ピンク)」カプセルコレクションを一部ストアとオンラインストアにて発売中。
バレンシアガが「ウィ・アー・ピンク」カプセルコレクションを一部ストアとオンラインストアにて発売中だ。これは乳がん予防研究の支援に向けて製作されたもので、2021年スプリングコレクションの一部として展開される。コレクションはジュエリーとウェアで構成され、すべてユニセックス。乳がんの認知度を高めるために広く使用されているシンボルであるループ型のピンクリボンが、モチーフとして取り入れられている。フーディやロングスリーブ、Tシャツには、バレンシアガのロゴの上に「ウィ・アー・ピンク」のスローガンが大きくバックプリントされた。
なお、同コレクションによる収益の10%がInstitut Curie(キュリー研究所)の研究プログラムへの資金援助に役立てられる。キュリー研究所はフランスの主要ながんセンター。1909年にMarie Curie(マリー・キュリー)によって設立された3つの拠点(パリ、サン=クルー、オルセー)に3,500人の研究者、医師、医療専門家を雇用し、治療、研究、教育という3つのミッションに取り組んでいる。この研究プログラムでは、簡単な採血で診断が可能な循環腫瘍DNAを測定する早期乳がん再発の検出方法の有用性を実証することを目的としているという。
毎年10月は、乳がんの正しい知識を広め、乳がん検診の早期受診を推進することなどを目的とするピンクリボンキャンペーンのシーズン。バレンシアガが提案する「ウィ・アー・ピンク」カプセルコレクションもメッセージを発信し、社会に貢献することによって世界にポジティブな影響をもたらすことを目指している。ぜひあなたもこの機会に、乳がん予防について考えてみて。
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text: Fuyuko Tsuji