旅する宝石商が手がけるジュエリーブランド・bororo(ボロロ)が、9月18日(金)から10月11日(日)までCIBONE CASE(シボネ ケース)の店内ギャラリースペースにて、新作展「CASE: 33 Tiny Wild」を開催する。「魔除け」をコンセプトにした原始的かつ野生的な強さを表現する、新たなジュエリーに注目して。
旅する宝石商が手がけるジュエリーブランド・ボロロが、9月18日(金)から10月11日(日)まで、新作展「CASE: 33 Tiny Wild」を開催中。場所は、国内外のクリエイターのプロダクトや現代の日本のものづくりなどジャンルにとらわれず、自由な切り口で集められたアイテムを紹介するシボネ ケースの、店内ギャラリースペースを使用。今回は「魔除け」をコンセプトに、原始的かつ野生的な強さを表現するような、新たなジュエリーに注目したい。
宝石を求めてアフリカの奥地や南米の山奥、中東の砂漠などを訪れ、出向く先々でさまざまな人や文化と出会った経験をジュエリーに映し出している、デザイナーの赤地明子。ボロロのジュエリーは、そんなデザイナー自身が体験した旅の記憶が宿ることで、唯一無二の輝きを放つ。赤地がいつか形にしたいと思い描いていたモチーフが今回のコレクション「tiny wild」のコンセプトとなっている“魔除け”だ。
旅をする中で出会った民族、部族に伝わる装飾品や入れ墨には、魔除けの意味を持つものも多い。動物の牙、骨、角、ときには石を削り磨き上げ、身体に直接突き刺し魔除けとして身に着ける姿に、ジュエリーにはない野生的な力強さを感じ、心を惹かれていたという。本コレクションには現代を生きる人々の奥底に眠る、ほのかな野生を呼びさますような強さや、日々を生きるための小さな勇気になるようにとの願いが込められている。スタイリングを問わずマルチに身に着けられるような、シンプルかつセンスが漂うデザインに魅了されるピアス。ファッションアイテムとしてだけでなく、毎日を共に生きる相棒として身に付けたくなる、特別なジュエリーを迎え入れて。
【イベント概要】
開催場所:CIBONE CASE GINZA SIX 4F
開催期間:9月18日(金)〜10月11日(日)
作家在廊日:9月19日(土)、20日(日)、10月10日(土) 各日ともに14:00〜18:00
住所:東京都中央区銀座6-10-1
電話番号:03-5537-3101
営業時間:10:30〜20:30(GINZA SIXの営業時間に準ずる)
定休日:不定休
シボネ ケース
https://www.cibone.com/news_exhibition/case33/
03-5537-3101
text: Marina Kishi