D-VEC(ディーベック)が、ブランド史上初となるデジタルファッションショー「Unfocus(アンフォーカス)」を公式サイトにて公開中。
ディーベックが、ブランド史上初となるデジタルファッションショー「アンフォーカス」を公式サイトにて公開中だ。ディーベックは、フィッシングブランドのDAIWA(ダイワ)を中心に展開する、スポーツ・レジャーの総合メーカーのGLOBERIDE(グローブライド)が2017年にスタートしたプレミアムアパレルブランド。極限のフィールドで培われてきた技術力や機能性に関するノウハウを活かしたアイテムが国内外で評判を呼んでいる。2019年春には表参道ヒルズにコンセプトショップ・D-VEC TOKYO EXCLUSIVE(ディーベック トウキョウ エクスクルーシブ)がオープンした。
今回のデジタルファッションショーでは、2021年春夏コレクションのルックがメンズ・ウィメンズともにオンライン上で披露された。モデルの西内まりやが着こなした、レーザーカットで生地を裁断したセットアップなど、モダンで軽やかなアイテムが目を引く。今シーズンよりヘッドデザイナーに就任したのは齊藤亮太。文化服装学院の出身で、B Yohji Yamamoto(ビー ヨウジヤマモト)のデザイナーとしても活躍してきた実力派だ。ゆらぐ水面を切り取るかのように「唯一無二」の瞬間を表現したという同コレクションは、ディーベック各店舗でも発売中。
また、サイト内の「Museum(ミュージアム)」は3Dバーチャル空間になっており、鑑賞者はインタラクティブにブランドの商品や世界観を体験できる。動くモデルたちの姿をさまざまな角度から見られるほか、気に入ったアイテムをオンラインで購入することも可能だ。新デザイナーが加わり、よりモードに生まれ変わったディーベックのクリエーションに注目を。
text: Fuyuko Tsuji