ニットウェアを中心に手がけるファッションブランドのmalamute(マラミュート)が、再生プロジェクト&リペアーシステムをスタート。公式ウェブサイトにて受付中。
ニットウェアを中心に手がけるファッションブランドのマラミュートが、ニットウェアの再生プロジェクト&リペアーシステムを開始し、公式ウェブサイトにて受付中。ブランドのアーカイブコレクションのうちシームレスニット(無縫製のホールガーメント)を対象に、糸をほどき直して異なるアイテムに編みかえる【Re:born Project(リボーンプロジェクト)】と、アイテムのお直しを承る【Re:pair System(リペアーシステム)】のふたつのプロジェクトだ。
このプロジェクトは「ニット製品をより長く楽しんでほしい」というマラミュートデザイナーの小高真理の願いと、ブランドのファン、そしてマラミュートの製品を手がけるニッターたちからの提案を受け実現したもの。それぞれのプロジェクト名は、2019年春夏コレクションのタイトルである『Re:』から採用され、過去のコレクションとの対話、プロジェクトを通じてファンと対話するという意味が込められた。
リボーンプロジェクトは既存のアイテムをマフラーとバッグに編み直すプランが27,500円から。バッグまたはマフラー1点のみに編み直すプランが16,500円からとなっており、編み直す前の商品の状態や糸量によって値段が決定する。リペアーシステムの修理価格は現物や破損箇所の写真を見て応相談。どちらもマラミュート公式サイトより受付中で、写真を送りやりとりを重ねてプロジェクトが進行していく。大切に着続けたアイテムを生まれ変わらせて、もっと長く愛用してみませんか?
マラミュート
https://malamute-knit.com/re
text: Azu Satoh