LANVIN(ランバン)が東京・銀座に新たなフラッグシップショップLANVIN GINZA STORE(ランバン ギンザ ストア)をオープン。
ランバンが東京・銀座に新たなフラッグシップショップ、ランバン ギンザ ストアをオープンした。“柔らかく、居心地がよく、そして官能的”をコンセプトに、メゾンの伝統と革新を体現した店舗となっている。
ランバン ギンザ ストアの外観
建築の存在を抜きにメゾンの歴史を語ることはできないほど、ランバンにとって建築は重要なキーワードだ。1921年、メゾン創業者のJeanne Lanvin(ジャンヌ・ランバン)はインテリアデザイナーのArmand Albert Rateau(アルマン・アルベール・ラトゥー)とパートナーシップを結び、同年12月に最初のプロジェクトとしてパリのドヌー劇場の装飾を手掛けた。ラトゥーは1921年から1925年にかけて、ジャンヌ邸の装飾と調度品の調達も行っている。
ランバン ギンザ ストアの内観
銀座店は1階がバッグ・シューズ、2階がウィメンズウェア、3階がVIPルームという構成。ジャンヌ邸のリビングルームやアーチのディテール、日本家屋、ラトゥーが1927年に手掛けたメゾンを代表する香水Arpége(アルページュ)の香水瓶などをインスピレーション源に、パリと日本が融合した空間に仕上げた。
(左から)エンブロイダリー サラン ミノディエール(H11×W19×D5.5cm)¥576,400、レザー ラトゥー ペンシル キャット バッグ(H11×W28×D8cm)¥691,900/コロネット(ランバン)
店内にちりばめられたアートも見逃せない。天井や壁には画家Pauline Leyravaud(ポーリン・レイラヴォー)がペインティングを施しており、彫刻家Frederique Whittle(フレデリック・ウィットル)とRob Whittle(ロブ・ウィットル)による鳥をモチーフにした彫刻は、メゾンの伝統を醸し出す重要なモチーフとなっている。書道家hiro(河内裕美)はメゾンへのリスペクトを込めて、愛娘と踊るマダム・ランバンをゴールドと黒の書で店内の壁に描いた。ランバンの新たな世界観と伝統を体感しに、ぜひ足を運んでみて。
LANVIN GINZA STORE 住所:東京都中央区銀座5-4-7 電話:03-6263-8768
コロネット https://lanvin-jp.com/ 03-5216-6518