LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)で象徴的なバッグ「カプシーヌ」から、「アーティーカプシーヌコレクション」の第5弾が発表。2023年エディションでは、ビリー・ザンゲワ、エヴァ・ユシュケヴィッチ、ライザ・ルー、トゥルシック&ミル、ジピン・ワンと5組の優れた現代アーティストを起用。特別にデザインされたボックスに収められ、各200個限定で販売する。
ルイ・ヴィトンのタイムレスでクラシカルなバッグ「カプシーヌ」。これまでも多くのアーティストとコラボレーションを実現してきた「アーティーカプシーヌ コレクション」より、2023年のエディションがお目見え。今年は5組の優れた現代アーティストを起用。さらに今回のコレクションは、特別なデザインボックスに収められ各200個限定で販売される。
ポーランド人画家のエヴァ・ユシュケヴィッチは、自身の特徴が強く現れた、2021年のシュルレアリスム作品『Ginger Locks』を「カプシーヌ」で表現、高精細なプリントにゴールデンパールを繋げた装飾を施した。また、セルビア人とフランス人のアーティスティックな2人組、トゥルシック&ミルは、現代社会のオーバーロードなイメージに関心を抱き「カプシーヌ」で再文脈化。2021年の絵画『Tenderness』をモチーフに、リッチな刺しゅうとカラーがカプシーヌの可能性を広げた。
アメリカ人アーティストのライザ・ルーは、ソフトレザーに精緻を極めるパステルカラーのビーズワークが、ドレープとなり彫刻的で美しいバッグを生み出した。マラウイ出身のビリー・ザンゲワは、息子ミカをフィーチャーした2020年の作品『The Swimming Lesson』を再現。意図的に目立たせたハンドステッチが映える。そして、中国人アーティスト、ジピン・ワンはミニサイズの「カプシーヌ」をセレクトし、ヴィヴィッドカラーなお菓子モチーフのレザーが、パッチワークとマルケトリの手法であしらわれている。一見楽しさもありながら、ビジュアルを詰め込むことで混沌的なメッセージも持ち合わせた。
1854年にルイ・ヴィトンが、初の店舗を構えたパリの“ヌーヴ・デ・カプシーヌ通り”にちなんだ名をもつバッグが、真っ白なキャンバスとなりアーティストの才能と創造力を掻き立てるコレクション。メゾンの熟練した職人のクラフツマンシップで、革新的なエスプリを宿しながら、それぞれのクリエイティビティと融合してきた。そんな表現に対する敬意が溢れる「アーティーカプシーヌ」を迎えて、自身の想像力をさらに高めてみるのはいかが?
ルイ・ヴィトン クライアントサービス
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text:Asami Yamane