MIU MIU（ミュウミュウ）のアイコンバッグ「Wander（ワンダー）」と「Arcadie（アルカディ）」に、新色のイエローとオレンジが登場。全国のミュウミュウ直営店および公式オンラインストアにて発売中。
ミュウミュウのアイコンバッグ「ワンダー」と「アルカディ」に、春らしい新色のイエローとオレンジが登場。キャンペーンビジュアルでは、立体感のある独特の表情が魅力の、マテラッセレザーを用いたアイコンバッグを持つGigi Hadid（ジジ・ハディッド）を、写真家Steven Meisel（スティーヴン・マイゼル）が撮影した。
「ワンダー」はコロンとしたフォルムが特徴のハーフムーン型。一方で「アルカディ」は、クラシカルなトップハンドルバッグのスクエアシルエットを、モダンにアップデートしたバッグ。どちらも取り外し可能なショルダーストラップ付きで、「アルカディ」にはレザーのミラーケースも付属している。新色の鮮やかなイエローとオレンジは、装いのアクセントとして取り入れるのにもぴったりだ。
また今回のキャンペーンでは、歴史に名を残す女性クリエイターを継続的に支援するミュウミュウ独自の取り組みの一環として、イギリスの戦間期におけるパイオニア的写真家Yevonde（イェヴォンデ）の様式化された作品からインスピレーションを得たビジュアルを展開。芯のある女性像と色彩、そしてファッションへの賛歌が表現されている。
フェミニストで、19世紀末から20世紀初頭にかけてイギリスの女性参政権を主張する女性団体のメンバーであったイェヴォンデの活動は、自由と自立の象徴だ。たとえ就労が許されたとしても女性の職業が限られていた時代に、若干21歳で自分のスタジオを設立した彼女は、自身のファーストネームのみで作品にサインをし、個人的な著者であることと女性としてのアイデンティティの両方を主張した。落ちた花びらや注意深い手の仕草、抱きかかえらえたバッグなどが、それぞれのイメージの思索的なポーズは在りし時代を彷彿させつつも、マイゼルの捉える画には現代の大胆な姿勢が注ぎ込まれている。強い想いが込められたビジュアルとともに、新たなカラーのバッグを楽しんで。
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text: Sana Tajika
