HERMÈS(エルメス)が、銀座三越の2階に新たな店舗をオープン。店内には同店舗のためにセレクトされたアート作品も飾られ、メゾンの世界観が存分に感じられる空間に。
銀座三越の2階に、エルメスの新店舗が誕生した。百貨店の正面エントランス上部に位置するウィンドウには、まるで銀座中央通りを疾走するような、立体的な馬の金属製アートディスプレイが出現。かつては馬も行き来した銀座という歴史的な商業の中心地で、メゾンのスピリットを独創的に表現。エルメスの世界へと誘うデザインは、入店前から訪れる人の心を躍らせてくれそうだ。
店内に一歩足を踏み入れると、赤、ピンク、アンバー、イエローなどを基調とした色彩と、杉材で作られた寄木細工のパネルやチェリー材の家具が調和した温かみのある空間が広がる。波打つ壁面のエリアには、フレグランスやホームコレクション、ウィメンズシルク、ファッションジュエリーがずらり。さらに奥へ行くと、レザーグッズと馬具、右手は時計とジュエリーのエリアへと続き、見応えのある店内に。
左手はウィメンズのシューズ、ウィメンズ、メンズのプレタポルテコレクションが揃う3つのエリアがそれぞれ広がり、2つのフィッティングルームとサロンも併設。各エリアには鮮やかな色彩のラグが敷かれ、街の光とその反射がラグのストライプデザインと共鳴している。
店舗デザインを手がけたのは、パリの建築設計事務所であるレナ・デュマ・アルシテクチュール・ダンテリユール社だ。エレガントで活気のある銀座の街とメゾン独自のデザインコードを巧みに融合させた同店舗。伝統的なギリシャ調の柔らかな照明や、テラゾー仕上げの床に埋め込まれたモザイクタイルなど、随所でメゾンを象徴するディテールが光る。また、店内にはエミール・エルメス・コレクションやメゾンが所有する現代写真コレクションから選定したアート作品や、ベルギーの写真家ハリー・グリエールが独自の構図で撮影した馬のたてがみを捉えた作品も。
伝統と革新が共存する銀座のエッセンスを取り入れた、エルメス銀座三越店。ぜひここでしか味わえない空間の中で、ゆっくりと買い物を楽しんでみては?
エルメス銀座三越店
住所:東京都中央区銀座4-6-16
電話:03-3562-1111(百貨店代表)
営業時間:10:00~20:00
エルメスジャポン
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