COS(コス)が、東京の青山旗艦店をリニューアルオープン。日本の店舗で初めて環境に配慮したコンセプトを採用。抽象画家のiris issen(アイリス・イッセン)や彫刻家・三沢厚彦の作品を展示している。
コスが、2014年のオープンから10周年を迎え、東京の青山旗艦店をリニューアルオープン。コス専属のインテリアデザインとサステイナビリティの専門チームによって手掛けられ、日本の店舗で初めて環境に配慮したコンセプトを採用した。
コスのシーズンコレクションを美しくディスプレイするのは、MOSO®による竹製のワードローブやショーケース、Smile Plastics(スマイル プラスチックス)社のリサイクル素材を使用した棚だ。フロアにはGrassi Pietre(グラッシ・ピエトレ)のテラゾータイルが使用されており、その90%がリサイクル素材で構成されている。また、KASTHALL(カスタール)のハンドタフテッドウールラグは、残糸を使用しオーダーメイドで製作。PAPER FACTOR(ペーパーファクター)によるオリジナルのパピエマシェと、合板を用いたハンドメイドのテーブルも設置されており、統一感のあるレイアウトには細部までこだわりが感じられる。
さらに、日本を代表する彫刻家の三沢厚彦が手がけた「真裸(しんら)」の杉材を使った、ラウンジチェアとテーブルも配置。デンマークのデザインスタジオ、NORM ARCHITECTS(ノームアーキテクツ)によるモジュール式ソファは、木製フレームと継ぎ目の仕上げが、日本の家具メーカーであるカリモクが誇る伝統的な職人技へのオマージュとなっている。そのほかにも、アーティストとの交流を広げるブランドの取り組みの一環として、東京出身の抽象画家、アイリス・イッセンの作品を展示。侘び寂びの精神を取り入れ描かれた作品により、落ち着く空間へと演出された。
新しくなった青山旗艦店では、循環型エコノミーを実現するサーキュラーデザインの理念や要素と、東京の雰囲気が融合したスペースが広がっている。居心地のよい店内で、最新コレクションのショッピングを、心ゆくまで楽しんでみてはいかが?
COS 青山店
https://www.cos.com/ja-jp
03-5413-7121