「ずっと髪を赤くしたいと思っていたので、大きな撮影の区切りがついた時に、今だと思って染めました」。飄々とした様子でそう語る仲里依紗。そんな彼女に対するリスペクトを込めて、今月は赤をテーマにしたスタイリングをチョイスした。
サルバドール・ダリの名作『メイ・ウエストの唇ソファ』を彷彿させるような、肉感的なリップのモチーフを取り入れたアーティスティックなドレスは、ジョナサン・アンダーソンによるロエベの2022-23年秋冬コレクションで披露されたキールックだ。
「ラックにかかった状態で見ると、あまりのインパクトに思わずハロウィーンの衣装かと思いました(笑)。でも着てみると、違和感なく着られる。ジョナサンの独創性、そしてロエベならではのクラフツマンシップが際立つルックですね。舞台挨拶で着たら話題になりそう(笑)」。
足元に合わせたのは、風船を模したヒールが遊び心溢れるパンプス。ポップで遊び心に溢れながら、どこかコンセプチュアルなロエベのクリエイションが、仲里依紗の新たな魅力にスポットライトを当てた。
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「仲里依紗のスペクトルな日常」に合わせて、「シュプールTV」では毎月テーマとなるファッションアイテムをお題にしたトーク動画を公開! 今月フォーカスするのは、コーデリア・ドゥ・カステラーヌが手がけるディオール メゾンの「トゥッティ フルッティ」コレクション。アートピースのような佇まいのガラスケースに、もし何か入れるとしたら? 仲里依紗のインテリアのこだわりと共にご紹介!