計算されたシルエットでスタイルアップも叶う! ベストセラーのオリガミパンツ
エディターAKIYAMA(以下A) 今回は3.1 フィリップ リムのパンツをHAYAKAWAさんに試着してもらいながら、魅力やスタイリングのコツを教えていただきたいと思います! まずは、ベストセラーの一つでもある、オリガミパンツの穿き心地はいかがですか?
スタイリストHAYAKAWA(以下H) 生地が想像以上に厚みがあってしっかりしていて、真っ白なんですけど透けすぎないのがうれしいですね。白は膨張色ですが、これはフォルムが引き締まって見える気がします。
A 深めのタックだったり、ハイウエストで裾に向かって細くなるテーパードシルエットだったり、スタイルがよく見えるポイントがたくさん!
H トップスがカジュアルでも、ボトムにこのパンツを合わせたらきちんと見えるので仕事着としても活躍しそうです。
ロマンティックな花柄プリントが装いを彩るショートパンツ
A こちらは2023年プレフォールコレクションで登場した、オリガミショートパンツです。
H このオリガミショートパンツは、デザイナーのフィリップ・リムがタクシーから見たニューヨークの花屋をプリントに落とし込んでいるんだとか。光をぼかしたようなデザインがロマンティックですね。
A ハリ感のあるコットンと、光沢感や柔らかさのあるシルクをブレンドした生地も上質感があります。穿き心地はいかがですか?
H ハイウエストで丈が短かすぎないので、大人でもトライしやすいです。レザーのタイベルトをキュッと締めてトップスをインすれば、カジュアルになりすぎず、きれいめに穿けますよ。
さり気ない大人の遊び心が宿るデニムパンツ
A 続いては、アシンメトリーなデザインが印象的な5ポケットのデニムパンツです。
H 片側だけにジップがついているのでハードになりすぎないところがいいですね。ウォッシュやポケットのパッチなどにも静かな遊びがきいています。どれもさり気ないので、大人っぽく穿けます。
A 両足にジップが入っていたらハードな印象ですが、これなら取り入れやすいですね。おすすめのスタイリングはありますか?
H デニムにディテールが入っているので、トップスはベーシックなものを合わせた方が、バランスよくまとまると思います。
大胆なワイドレッグパンツをセットアップで
A 抜群にこなれて見えるセットアップのスタイリングが素敵ですね!
H このワイドパンツ、なんとタックが3つも入っています! 袴のようなシルエットや、ジャケットのひもを前で結ぶ感じが、どこかアジアの衣装を彷彿とさせますよね。全体的にシルエットがゆったりとしているので、“気合を入れておしゃれしました”という感じが出ない。普段着にも取り入れやすいと思います。
A わかります! セットアップは、頑張りすぎていないムードが重要ですよね。
A 生地にウォッシュ加工を施して、リラックスした雰囲気に仕上げているそうです。上品で独特な表情に奥行きがありますね。
H 少しピンクがかったベージュだから、アジア人の肌色にも馴染むんですよね。肌のトーンも明るく見えると思います!
A セットアップで着ない場合、どういったスタイリングがおすすめですか?
H 黒のトップスを合わせたいですね。パンツが太めなので、細身のトップスをタックインしてメリハリをつけると、バランスよくまとまると思います。
着心地も可愛さも両立したラッフルパンツ
A まとうだけで装いが華やぐこちらの柄は、ニューヨークの移民コミュニティを称えるパッチワークプリントだそうです。穿き心地はいかがですか?
H すご〜く楽ちんなパンツで、体に馴染む質感です。流れるように入った前後のフリルや、腰に入った切り替えのおかげでルーズになりすぎないのもポイント。シワになりにくい素材で、旅行にもぴったり!
A 旅行のお供にいいですね~!
H 例えばあたたかい国に旅行に行くのであれば、肌見せトップスやコットンのトップスと合わせるのも素敵だと思います。
A 確かに、ハリのあるトップスを合わせたらパジャマライクにならないですね!
美しいシルエットをメイクするジョガーパンツ
A 続いて軽量ウールを使用したジョガーパンツです。プレーンな見た目ですが、サイドにはスリップポケット、バックにはウェルトポケットがついています。Hさん、このパンツを試着した時にすごい感動していましたよね!
H 内側にタックが入っているから、腰回りがサイドに広がって見えないんです。自転車に乗ることが多いので、テーパードシルエットできれいめのパンツがあるのはすごくうれしい!
H それから、内側を含めてボタンが4つ付いているのでウエストの落ち着きが最高です。こういったボトムだと大抵ウエストの中心がボコッと膨らむんですけど、ボタンがあることで膨らまないんです。シルエットがとにかく美しく、端正な印象におさまるところも魅力です。
A ブラックのきれいめパンツはシーンを問わずに使えますよね。これもオールシーズン活躍しそう!
H 今回はブーツを合わせていますが、パンプスを合わせてもラインがきれいに見えるのでおすすめ。トップスは普通の白Tシャツでも可愛いと思います!
モードなカーゴパンツをラグジュアリーに着る
A お次はきれいめのハイウエストカーゴパンツです! パウダー加工を施したテクニカルポリエステルを使用し、さらっとした軽い着心地を叶えています。
H センターに入ったニットの切り替えがスタイリングのポイントになっています。らくちんでカジュアルだけど、ちゃんときちんと感があるのは3.1 フィリップ リムならでは。
A カジュアルなカーゴパンツをジャケットで外すスタイリングが素敵です。今年はカーゴパンツがトレンドですよね?
H このカーゴパンツもですが、今年流行っているものって新素材を使用した未来的なカーゴパンツなんですよね。大人っぽく穿きこなすなら、ジャケットやシャツ、ハイゲージニットと合わせるのがおすすめ。モノトーンやオールホワイトなど、色数を抑えてミニマムなスタイリングにするのが今年っぽいと思います。
小粋なディテールを忍ばせた、ピンストライプパンツ
H クラシックなアイテムですが、サイドのヘムのディテールが表に出ていたり、かっちりしすぎないシルエットにさり気ない遊び心を感じます。
A ピンストライプのパンツをモードな雰囲気に仕上げるにはどうしたらいいですか?
H 今日みたいにボディスーツにクロップドシャツを重ねると程よくモードに仕上がりますし、秋口はニットベストと合わせてトラッドに仕上げるのも可愛いと思います。
A フランネル仕立てですが、穿き心地はいかがですか?
H 裏地がないのですが、肌触りがよくて全然チクチクしないので快適です!
細部に宿るこだわりが、着る人を虜にする魅惑のパンツ
A 今日は3.1 フィリップ リムのパンツを8本も試着してもらいましが、実際に穿いてみていかがでしたか?
H もともと3.1 フィリップ リムのアイテムは結構持っていて、好きなブランドなので楽しかったです。どのパンツを穿いても、ハリ感やタック、シャープなラインがきいていて、きちんとした印象に仕上がるのがすごい!
A 確かに、デニムパンツやイージーパンツなどカジュアルなアイテムにもきちんと感がありましたよね。
H 私自身、体にメリハリがなくて腰回りがストンとしちゃいがちなんですけど、3.1 フィリップ リムはハイウエストなパンツが多く、メリハリをつけられるところが魅力的でした。
A 今日穿いた中だと、どれが一番欲しいですか?
H めちゃくちゃ穿くだろうなっていうのは、黒のジョガーパンツかな。でもオリガミパンツも1本欲しいですね!
A 私もまずはオリガミパンツをゲットしたいです!
3.1 フィリップ リム ジャパン
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