【TAION(タイオン)】今買うべき1万円台の“実力派ダウンアイテム” 真冬に頼れる逸品をエディターが徹底レビュー

日本語の“体温”に由来したブランド名をもつ「TAION(タイオン)」は、ダウンに特化した日本発のブランドだ。ワーク、マウンテン、ミリタリーなど幅広いラインを展開し、高い品質とコストパフォーマンスで、国内だけでなく世界中で支持を得ている。今回は定番名品から新作まで、今季手に入れたいアウターと小物を厳選してご紹介。

日本語の“体温”に由来したブランド名をもつ「TAION(タイオン)」は、ダウンに特化した日本発のブランドだ。ワーク、マウンテン、ミリタリーなど幅広いラインを展開し、高い品質とコストパフォーマンスで、国内だけでなく世界中で支持を得ている。今回は定番名品から新作まで、今季手に入れたいアウターと小物を厳選してご紹介。

ベストセラーを誇る、定番のインナーダウンジャケット

タイオンのクルーネックボタン インナーダウンジャケット

クルーネックボタン インナーダウンジャケット¥8,910/タイオン、他は私物

エディターAKIYAMA(以下A) タイオンといえば、まずチェックしておきたいのがベーシックラインのインナーダウンジャケット。

エディター・ライターONO(以下O) これは定番中の定番ですよね。シンプルで着回しやすいですし、カラー&柄バリエーションが全24種類と、豊富なところも魅力。私はグレージュをセレクトしました。

タイオンのクルーネックボタン インナーダウンジャケット

インナーダウンジャケットの内側。

A 外側のファスナー付きポケットとは別に、内側にもポケットがあって便利。

O 小さめの財布やカードケースを入れられる、ちょうどいいサイズ感です。

タイオンのクルーネックボタン インナーダウンジャケット

A 薄くて軽いので、コートの中に着込んでも着膨れの心配がなく、おしゃれが楽しめますね。

O タイオンのダウンはすべて、ダウンとフェザーを混合した800フィルパワーの上質なダウンを採用しているのだとか。

A 大体600フィルパワーがダウンの標準値と言われていますが、全アイテムがトップクラスの数値とは驚きました(フィルパワーは羽毛が膨らむ力を示す単位。数値が高いほど保温性も高い)。

タイオンの収納袋

インナーダウンジャケットに付属する収納袋。

O さらにタイオンの特徴として、インナーダウンだけでなくほぼすべてのダウンジャケットに収納袋がついてくるんですよ。

A コンパクトに持ち運べて旅行にも便利ですね。ダウンジャケットはクローゼット内でかさばりがちですが、これならスマートに収納できるので、すごく助かります。

ダブルジップ式の機能派ダウンパーカ

タイオンのパッカブル ボリューム ダウンパーカ

パッカブル ボリューム ダウンパーカ¥19,800/タイオン

O Tシャツの上に羽織っているのですが、中に長袖を着込まなくても充分暖かい……!  高級羽毛布団に包まれているような心地よさです。

A こちらはキャンプなどのアウトドアシーンでも活躍する、マウンテンラインのダウンジャケット。こんなにボリュームがあるのに、もちろん収納袋にしまえます。

O ダブルジップなので自由に温度調節が可能。下のジップを開ければ、ボリュームのあるボトムスと合わせてもバランスよく決まって、動きやすさもかなえてくれます。

A タイオンのダウンジャケットは、生地に撥水加工が施されているので、多少の雨なら弾いてくれて安心感がありますね。

ひと味違ったデザインが楽しめる、ジャパンスペシャルライン

タイオンのチャイナボタン ダウンジャケット

チャイナボタン ダウンジャケット¥13,860/タイオン、他は私物

A 続いては、タイオンの中で個性的なアイテムが揃う、ジャパンスペシャルラインのダウンです。ジャパンスペシャルラインはスカジャンをベースにしたものや、凝った刺しゅうが施されたものなど、アジアを感じさせるデザインがベースになっています。

O ダウンジャケット×チャイナボタンが新鮮。これは羽織るだけで唯一無二なスタイルが完成しますね。

タイオンのチャイナボタン ダウンジャケット

A 全方位、異なる表情を楽しめるデザインが可愛い。しかもリバーシブル仕様だなんて、気が利いていますね。

O 裏返すと表とは打って変わってシンプルなブラックに。シーンに合わせて印象が変えられて、一着で二度おいしいんです!

スタイリッシュに着られるロングダウン

タイオンのシティ フード ロングダウンジャケット

シティ フード ロングダウンジャケット¥19,800/タイオン、他は私物

A 都会的なイメージを強く打ち出している、シティラインのロングダウンです。

O ミニマルなシルエットで、スラックスなどを着用したフォーマルな装いにもぴったりですね。フライフロント仕様で、ファスナーから風が入りにくいデザインに仕上げています。そういえば、先ほどからそれぞれ異なる形のキルティングなのが気になりました!

A タイオンでは、ラインごとにキルティングの形を変えているんですって! シティラインは、上品な印象のダイヤ型を採用しています。

モードな雰囲気が魅力のダウンケープ

タイオンのシティ ダウンケープ

シティ ダウンケープ¥19,800/タイオン、他は私物

O 美しいAラインシルエットが目を引く一枚は、今季の新作ダウンケープです。

A シンプルな装いに羽織るだけで一気にモード感が漂いますね。ウエストや裾のドローコードをキュッと絞ることで好みのシルエットに調節ができるので、スタイリングに合わせて自由に変化させながら楽しみたい。

タイオンのシティ ダウンケープ

O 袖を通す部分がファスナー仕様なので、ファスナーを閉じてポンチョのように羽織ることもできます。

ダウンベストに、新色のレッドブラウンが仲間入り

タイオンのベーシック Vネックボタン インナーダウンベスト

ベーシック Vネックボタン インナーダウンベスト¥5,940/タイオン、他は私物

O タイオンの大人気アイテムであるダウンベストは、新色のレッドブラウンがイチオシ!

A 赤とブラウンが混ざり合った絶妙な色合いは、暗くなりがちな冬の装いとも好相性。コートのインに仕込んで、中からちらりと色を覗かせるのも素敵ですね。

O シャープなVネックは、オフィススタイルにもすっと馴染んでくれそう。

タイオンのベーシック Vネックボタン インナーダウンベスト

A ベストにもファスナーつきポケットが装備されています。ステッチに沿った主張しないデザインもうれしいポイント。

ダウンに包み込まれる心地よさを体感して

タイオンのマウンテン ボリューム ダウンマフラー

マウンテン ボリューム ダウンマフラー¥4,950/タイオン、他は私物

O このボリューム感がたまりません。これさえあれば、もう冬を乗り越えられる気がします(笑)。

A マウンテンシリーズのマフラーで、こちらもしっかり800フィルパワーのダウンを使用しています。

O 付属のゴムで両側をキュッと留めてかぶるだけなので収まりがよく、着脱も簡単。フードっぽく頭にかぶるのもよさそう!

A メイクや皮脂などの付着が気になるマフラーですが、タイオンのダウンは自宅で手洗いできるので心配無用ですね。

たっぷり収納できるメッセンジャーダウンバッグ

タイオンのメッセンジャーダウンバッグ

ミリタリー メッセンジャー ダウンバッグL〈H29.5×W52×D23cm〉¥7,920/タイオン、その他は私物

A お次はダウンを使用したメッセンジャーバッグ。大きなフラップが特徴で、メインポケットはファスナー開閉になっています。

O ダブルファスナーなので、片手が塞がっていてもバッグの両サイドから中へアクセスできて便利です。

タイオンのメッセンジャーダウンバッグ

A ラージサイズはA3サイズが収納可能で、14インチのノートPCもすっぽり入ります。

O ダウンバッグならデジタル機器を守ってくれそうな安心感がありますね。正直バッグにダウンの要素は必要なのだろうか……と思っていたのですが、実際に持ってみると軽くて肩への負担が少なく、当たりが柔らかい。リップストップナイロン素材で耐久性も抜群です!

冬のスタイリングを盛り上げる、ダウンマフラーとネックウォーマー

タイオンのダウンマフラーとダウンネックウォーマー

(左)ベーシック ダウンマフラー¥3,960、(右)ベーシック ダウンネックウォーマー¥3,960/タイオン

A ベーシックラインのマフラーとネックウォーマーは、毎年人気のアイテム。

O マフラーはコンパクトに収納できるので、バッグの中に忍ばせておいて寒い時にさっと取り出して使いたいです。

A ネックウォーマーはアジャスターつき。キュッと絞ってネックラインにフィットさせれば、より保温力が高まりますね。

高品質で高機能! 寒くなるこれからの季節に揃えたいダウンアイテムの宝庫

A すべてのダウンが高品質な800フィルパワーを搭載していることに驚きました。それでいて、比較的手に取りやすい価格というのが信じられません。

O ラインごとにキルティングの形を変えていたり、パッカブルとして収納できたり、細かな部分にもこだわりと配慮がなされていて、取材を通してタイオンの人気の秘密を知ることができました。

A マフラーなどの小物も豊富なので、これからの季節、タイオンでホリデーギフトを探すのもおすすめです!

タイオン
https://taion-wear.jp

ONO (小野綾香)プロフィール画像
エディター・ライターONO (小野綾香)

ファッションやライフスタイルを中心に、雑誌やウェブ媒体で編集・執筆を行なっている。冬を快適に乗り越えるべく、取材中に気になったタイオンのメリノウール100%のアンダーウェアを後日購入。着用するのが楽しみ。

AKIYAMAプロフィール画像
エディターAKIYAMA

SPURデジタルではファッションやライフスタイルなどを担当。キャンプや登山によく行くので、コストパフォーマンスが高いマウンテンラインのダウンジャケットが気になっている。

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