機能美あふれる軽量キャリーケースを旅の相棒に! 【トゥミ】の最新コレクションから、“旅にマストな名品12選”をセレクト【それいけ! 良品ハンター】

1975年の創業以来、暮らしの中の移動を快適にするためのトラベルバッグやアクセサリーを生み出してきたTUMI(トゥミ)。ユーザーの使い勝手に配慮した機能性と、卓越したクリエイティビティを融合したアイテムは、アクティブな日常を送る人たちに絶大な支持を得ている。そこで今回は、旅好きのスタイリストSATOとエディターAKIYAMAが、アジア最大の売り場面積を誇る「トゥミ銀座」に突撃取材。SATOがホリデーに訪れたという“8泊9日NY旅”のスタイルを再現しながら、本気で買いたいアイテムを厳選。その魅力をとことん深掘りする。

注目の新作キャリーケースは、とにかく軽い!

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(左)「19 DEGREE LITE エクステンデッド・トリップ・パッキング・ケース(100L)」ブラック/グラファイト(H76×W52.5×D28cm)¥168,300 (中)「19 DEGREE LITE インターナショナル・キャリーオン(34L)」 タイタニアム グレイ(H55×W35.5×D23cm)¥133,100 (右)「19 DEGREE LITE ショートトリップ・パッキングケース(65L)」ブラッシュ(H66×W46.5×D28cm)¥156,200/トゥミ・カスタマーセンター(トゥミ)

エディターAKIYAMA(以下A) 今日は2024年11月にリニューアルオープンした「トゥミ銀座」に、2025年春夏コレクションをチェックしにやってきました!

スタイリストSATO(以下S)  銀座一丁目に位置するこのショップは、アジア最大の店舗だそう。フルラインナップが揃っているので見応えたっぷりですね。 

A 早速、今季の最注目アイテムを見ていきましょう! まずは旅に欠かせないキャリーケースから。今季登場した新作「19 DEGREE LITE」が、「耐久性が抜群な上に、すごく軽い!」と、旅好きの間で話題だとか。

S お土産をたくさん買いたいから、「軽い」というキーワードはうれしいですね。「19 DEGREE」という名称の通り、ケースにあしらわれた斜めのラインが19度の斜角になっているのがデザインのポイント。おしゃれな上に、人と被らず空港でも目立ちそうですよね。

耐久性が抜群、大容量ながら走行もスムーズ

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「19 DEGREE LITE エクステンデッド・トリップ・パッキング・ケース(100L)」ブラック/グラファイト(H76×W52.5×D28cm)¥168,300/トゥミ・カスタマーセンター(トゥミ)

S 3色展開ですが、私のいちばんのお気に入りは、どんなスタイルにもマッチする「ブラック/グラファイト」。100Lと大容量なので、8泊9日の旅でも荷物が楽々収納できそう。

A 素材には、プロスポーツの防具にも使われる高度な耐久性と軽さを兼ね備えたハイテク素材、Tegris®︎を採用。織り地を何層も重ねていて衝撃を吸収するのが特徴だそう。 

S 空港で手荒くキャリーを扱われても、ケースが割れにくいんですね。それは安心です。

A ブランド独自の軽量デュアルホイールを採用しているそうですが、キャリーケース移動の走行性はどうですか? 

S 大容量だと重くて運びづらかったりするのに、これは360度どの方向にもスムーズに動く! ストレスフリーな移動がかないます。

両面ジッパーカバー付きで、パッキングも美しく

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「19 DEGREE LITE エクステンデッド・トリップ・パッキング・ケース(100L)」ブラック/グラファイト(H76×W52.5×D28cm)¥168,300 「パッキング・キューブ」ラージ¥27,500 ミディアム¥23,100 スモール¥17,600/トゥミ・カスタマーセンター(トゥミ) 

A 両面のコンパートメントには、ジッパー開閉のカバー付き。片面カバーはよくありますが、両面カバー付きは珍しい! キャリーケースを開け閉めするときに、荷物がごちゃっと飛び出てこないのがいいですね。

S 荷物をホールドするストラップが、コンパートメントの下に付いている点も注目です。シワになりやすい衣類は、ストラップで留めた衣類の上にふんわり置いて、ジッパー付きカバーを閉めれば完璧。 

A 荷物が少ない往路でも、ストラップでぎゅっとコンパクトにまとめれば、中で物が散らばったり荷崩れしたりしない。かゆいところに手が届く、ユーザー目線の考え抜かれたディテールがさすがです。

S あと、荷物の仕分けに使用した「パッキング・キューブ」も便利でした。ラージ、ミディアム、スモールの3サイズを使って8泊9日分の衣類を整理してみたところ、キャリーケースにシンデレラフィットでめちゃくちゃ気持ちがいい(笑)。

スタイリッシュでホールドしやすいハンドル

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「19 DEGREE LITE インターナショナル・キャリーオン(34L)」 タイタニアム グレイ(H55×W35.5×D23cm)¥133,100/トゥミ・カスタマーセンター(トゥミ) 

A ハンドル部分には、軽量で耐久性に優れたマグネシウム合金という素材を採用しているそう。丸みを帯びたシルエットが手にフィットして持ちやすい。

S サイドのジッパープラー(引き手)は、中央をくり抜く加工を施すなど、“軽さ”にとことんこだわっています。やっぱりキャリーケースは、“軽い=正義”ですね!

トラベラーのニーズを熟知したバックパック

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VOYAGEUR「モンタナ」バックパック〈H40.5×W30.5×D14(19.5)cm〉¥99,000、「チャーリーバード」バッグチャーム¥26,400/トゥミ・カスタマーセンター(トゥミ) 

A 続いては、ソフトで軽量なVOYAGEURコレクションの「モンタナ」バックパック。タフに使っても安心のナイロン製です。

S 私の旅スタイルは、ハンズフリーなバックパックが基本。だからこれは最初から注目していました! カラフルなバッグチャームでパーソナライズしたら、より一層愛着が湧きそう。  

A サイドのファスナーをぐるりと開くと、マチが広がって収納力がアップ。観光中に荷物が増えてもサブバッグなしで歩き回れて快適。

S フロント左側にもファスナーが。あっ! ここを開けると外側から内部にアクセスできる。ウォーターボトルや中身をさっと取り出すのに便利ですね。ウォーターボトルポケットは防水加工が施されているのも気が利いています。 

A 背面には、PCやタブレット端末を収納できる保護パッド付きコンパートメントが内蔵。機内で仕事をしたり映画を観たりするときに、ケース要らずで素早くスマートに取り出せて便利です。

S キャリーケースのハンドルに通して固定できるセットアップスリーブ付きなのも高ポイント。キャリーバッグの上に載せてもずり落ちる心配がなく、快適に移動できそうです。

陽気な南米ムードのバッグチャームを目印に

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(左)「スウィートフルーツ」バッグチャーム¥26,400 (中)「チャーリーバード」バッグチャーム¥26,400 (右)「アップルカクタス」バッグチャーム¥26,400/トゥミ・カスタマーセンター(トゥミ) 

S カラフルなレザーのバッグチャームは、他にはないプレイフルなモチーフが可愛いですね! 

A 2025年はトゥミの創業50年アニバーサリーイヤー。南米・ペルーの偶像に由来するブランド名にちなみ、ペルーのカルチャーにインスパイアされたモチーフが用いられているそうですよ。 

S 南米の陽気なムードに誘われて、目にするだけで楽しい気分になってきます。左のフルーツモチーフはミニポーチ仕様なので、キャンディ入れにしたいです。

A キャッチーだから、ネームタグ代わりにバッグに飾っても。チャームを複数重ねづけして、自分らしくパーソナライズするのも楽しそう!

“もしも”のときに大活躍するパッカブルバッグ

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(左)VOYAGEUR「ジャスト・イン・ケース・バックパック」〈H39.5×W31×D11.5cm〉¥27,500 (右)VOYAGEUR「ジャスト・イン・ケース・トート」〈H35.5×W58.5×D23cm〉各¥27,500/トゥミ・カスタマーセンター(トゥミ) 

A 旅先でたくさんお土産を買って、帰りのキャリーケースに入らない……と、困ることはよくありますよね。そんなときに大活躍するのが「ジャスト・イン・ケース」シリーズのパッカブルバッグ。文字通り“もしもの場合に備える”ための必需品。

S 折りたたんでコンパクトに持ち運べるので、行きはキャリーケースの中に忍ばせて。写真のバックパックとトートバッグに加え、ボストンバッグの3型が揃う中、個人的にはバックパックがお気に入り。ミニマル&モードなデザインで、旅先はもちろんデイリーに使えそう。 

A バッグを入れる専用ポーチは、バッグの内部にスナップボタンで留めて内ポケットとして使えるのもすごい!

S それは便利ですね! 定番のブラックに加え、スタイリングのアクセントになる新色のラベンダーも発色がきれいで注目です。

一番人気はトートバッグ

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VOYAGEUR「ジャスト・イン・ケース・トート」〈H35.5×W58.5×D23cm〉¥27,500/トゥミ・カスタマーセンター(トゥミ)

S 「ジャスト・イン・ケース・トート」を持ってみましたが、マチが広くて収納力抜群! しかも軽くて撥水加工も施されています。

A 背面にはキャリーケースのハンドルに通せるセットアップスリーブを付属。自分のスタイルに合わせて、一つ持っていると何かと重宝するはず。

無料の刻印サービスで自分仕様にカスタマイズ

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(左)VOYAGEUR「ダラス」コスメティック〈H35.5×W58.5×D23cm〉¥33,000 (右)VOYAGEUR「マデリン」コスメティック〈H20.5×W28.5×D7cm〉¥45,100/トゥミ・カスタマーセンター(トゥミ) 

A 最後は、とびきり優秀なトラベルポーチをピックアップしました。

S 待って! フロント部分にはイニシャルを刻印できるんですか? 素敵! 

A トゥミの直営店や一部の店舗では、これまで紹介したキャリーケースやバックパックなど、多くのアイテムに3文字まで無料で刻印できるモノグラミングサービスを実施しているそうですよ。

S 購入したら絶対にやります! 手前のコスメポーチは両開きファスナーがガバっと大きく開くので使いやすそうですね。

ハンギングタイプでコスメが一目瞭然

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VOYAGEUR「マデリン」コスメティック〈H20.5×W28.5×D7cm〉¥45,100/トゥミ・カスタマーセンター(トゥミ) 

A トップハンドルのトラベルポーチは、バスルームに吊り下げて使用できるハンギングタイプ。透明のコンパートメントに分かれているので、コスメも充分に収納できます。

S 特に下段のコンパートメントは、縦に3つに分かれているので、コンタクトやサプリなど、細々したものを仕分けるのに役立ちそう。 

A 一番下にはファスナーで取り外し可能なポーチ付き。私はヘアアイロン入れにしたいかな。

S 温泉旅行に行ったとき、このポーチだけ取り外して、大浴場へ化粧水やボディクリームを持っていくのにも使えそう。 

A ショートステイでコスメは最小限しか持参しないって場合は、下着収納にもぴったり。

S 旅先ではコスメを全部外に出したいタイプですが、これならその手間もいらなくて、しかもバスルームがすっきり整理整頓できますね。

アクティブな人生に寄り添う心強い相棒

A 「旅先でこんな機能があったら便利!」と、心に響く仕掛けがすべて詰まっていると言っても過言でないほど、トラベラーにうれしい優秀アイテムが目白押しでしたね。素材やディテールのアップデートを繰り返し、妥協なく使い勝手を追求し続けてきたからこそのクオリティに脱帽でした。

S 機能性の高さはもちろん、無駄のないスタイリッシュなデザインが旅先のミニマルなワードローブに馴染んでくれるので重宝しますね。 

A フットワーク軽く、アクティブに人生を謳歌したいという人にとって、無敵のパートナーになってくれるはず。

S トゥミの素敵なアイテムを手にしていたら、また旅に出たくなっちゃいました! 

トゥミ・カスタマーセンター
0120-006-267

SATO(佐藤奈津美)プロフィール画像
スタイリストSATO(佐藤奈津美)

大手私鉄の駅員を経て一念発起。伊藤信子氏に弟子入りした異色のスタイリストは、今年独立3年目。今回の取材で気に入ったのは、「ジャスト・イン・ケース・バックパック」。職業柄荷物が増えたり、移動が多かったりするので、パッカブルバッグは何かと使えそう! 旅先はもちろん、タウンでも使いたいです。

AKIYAMAプロフィール画像
エディターAKIYAMA

SPURエディター。トゥミのスーツケースやバッグは、細部まで気が利いていて機能性が高いことを改めて実感。今回の取材で気になったのは、「19 DEGREE LITE インターナショナル・キャリーオン(34L)」 。機内持ち込みできるサイズで軽量なので、国内や弾丸海外旅に大活躍するはず!